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【完全解説】日本一LT登壇した私のLTの考え方

Last updated at Posted at 2024-02-25

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はじめに

こんにちは、@Sicut_study(Watanabe Jin)です。
みなさんは、LT会に参加したことありますか?登壇したことありますか?

私は2024年1月〜2月にかけて合計12回の登壇をしました。

おそらく日本で一番LTイベントに登壇している私ですが、たくさん登壇してみて色々気づきがあったので今回はまとめていきます。

おそらくここまで登壇している人はいないと思うので、私ならではのLTの考え方を紹介 していきます。

最後には私からプレゼントもご用意しております🎉

私の登壇の歴史

私はいままで 多くの人前で話す経験 をしてきました。
人数は数人から数百人、千人の規模まで経験し、プレゼンテーションのコンテストで何度か優勝した経験もあります。

そして、2024年1月から2月までで合計12回の登壇を行いました。
すべて違うテーマで参加する方々に合わせて重要になりそうなことをお話しています

登壇したテーマは一部ですが、こんなかんじです

  • アウトプットの思考法
  • アイデアを作る習慣
  • 他者視点で自分を見る
  • スキルの見える化が大切

エンジニアを代表するスピーカーを目指して活動しており、
プレゼンテーションの技術も過去にTED登壇経験のある方から学んでいます。

LTについての考え方

ここからはLTに対する考え方や、なぜLT登壇することが良いのか、LTでどのように話せば良いのかなどを紹介していきます。

LTに登壇する上でのハードルは「技術的な難しい有益な話をしないといけない」「緊張してしまうので人前に立てない」だと思います。

今回はそこをどのようにしていけばよいかも含めて学びをシェアしていきます。

1. LT会は話す側になるのが一番いい

これは私が一番大事にしている考え方です。LT会で一番成長できるのは
「聞いている側」ではなく「話している側」 だと思っています。

これは人前に立って話す経験、話す内容を考えるための言語化などを行う必要があることが大きな理由です。

成長は体験によって起きます。体験するには自分から動く必要が有り、聞く側は体験ができないわけです。
なのでLT会に参加する=登壇するという考え方は大切だと思います。

2. LTはノウハウではなく考えを話す

エンジニアのLTを見ていて思うのが、多くの方が「〜という技術をやった」というような内容です。

これはコアなスキル専門の勉強会では有益な情報となると思います。
参加者もある程度熟練している方だからこそなりたちます。

しかし、もっとラフなLT会や、ジャンルフリー、テーマフリーのときだとどうでしょうか?
その話は全員が興味を持って、聞いたことを何か持ち帰れる内容になっているでしょうか?

Connpassで募集があるLTイベントはテーマフリーのイベントも多いため、そのようなイベントであれば ノウハウではなく、その人だからこその経験や体験、考え方を発信する ことが重要だと思います。

勉強会の満足度は その勉強会に参加して何かを得られたか できまります。

LTでノウハウを全員が話してしまうと、その話がすべて当てはまらなかった場合その勉強会の満足度はおちてしまうわけです。

しかし、エンジニアとしての経験や考えを発信すれば その会場にいる人がエンジニアなら全員にとって興味が持てる内容になります

考えは議論を生みます。話を聞いていて共感したり反対意見がでたりします。その気持ちがLTに引き込まれる状態に繋がります

3. あなたの体験を話す

あなたの体験には大きな価値があります

これを意識していない人が世の中には多いです。
あなたと似た状況の人は世の中にたくさんいます。
そんな人が、あなたの経験を知ることは希望になります。

もし駆け出しエンジニアのあなたがうまく行ったことを発信したら、同じ駆け出しエンジニアはその方法を真似て成功するきっかけになるかもしれません。

私が過去を振り返って駆け出しのときの体験を記事にするのと、
リアルタイムで駆け出しのあなたが考えや体験を記事にして出すのは納得度が違うわけです
(私はある程度今うまくいっているので、そんな人が書いた過去の経験は、うまく行った人の補正された過去の話と思われる)

いまのあなただから見える体験は聞いている人にも大きな学びを与えるのです。

あなたの経験は誰かの宝
これを胸にぜひLTであなたの経験、体験、成功、失敗を話してみてほしいです

4. LTの探し方

私は多くのLTに登壇して、「オフライン」であり「東京で開催されている」、「エンジニアが多い」、「5-10分」この4つが満たされているものしか参加しません

まずオフラインですが、実際にLTを集中して聞いてもらうのはオフラインしかありません
また、相手の心を動かすのもオフラインでしかできないと思っています。

東京開催は住まいが近いから、イベントが多く、参加者が多いからという理由です。

イベントはconnpassで探しています。
イベントによってはconppassとpitexの両方で募集しているものがあります。
pitexで募集しているイベントはエンジニアの割合が少ない可能性があるので参加には注意が必要です。(過去にエンジニアがほとんどいなくてつらい思いをしました)

エンジニアが少ないと、エンジニアとしての体験は興味を持って聞いてもらえないことが多いので、エンジニアが大半のイベントに絞るのも大切です。

時間は20分の枠イベントにも参加したことがありますが、時間が長すぎると多くの場合練習せずにその場で内容を考えて話すことになります。
ものすごくグダグダします。なので5-10分でしっかり練習できるものを選んでいます。

5. LT登壇のメリット

LTに登壇するメリットは他にもあります。
LT会はだいたい終わったあとに交流会があるのですが、LT登壇している人はとにかく声をかけられます

私の場合は「声かけたかったんです」「名刺ほしくて」「さっきの話とても考えさせられました」とわざわざタイミングを見計らって声かけてくれる人がたくさんおります(感謝)

そこから経営者の方とつながったり、勉強仲間とつながったり、チャンスが訪れたりと行動したことによって機会が訪れるようになります。

行動しないとチャンスは訪れません
LTは自分をアピールする良い機会にもなっているわけです

声をかけてくれるのは、LTの内容がありその話をすることで会話が続くことが保証されていたり、LTに出る人は話ができるというイメージがあるため参加者から気軽に声かけることができるようになると思っています

LT登壇者には声がかけやすい

6. 最大の敵は緊張

体験を話すことで、LTの内容を考えるハードルはなくなったと思います。
最後に残るハードルは人前で話すハードルだと思います。

人はなぜ緊張するのでしょうか?

緊張するのは自信がないから

良い例があるので紹介します

あなたの前に靴幅程度の板があります。その上を歩けと言われたら簡単にできるはずです。ではその板がビルとビルの間にかけられていたとします。するとあなたは途端に緊張してしまいます。落ちてしまうのではないか。足をすべらせないか。風が吹くのではないか。このように不安は緊張の原因となります

経験や体験、考えなどを話せばLTの内容は満点です。
あとはひたすら本番にむけて、会場で一番うまく話せる自信がつくほど練習すれば良いわけです

練習をものすごくして、会場の中で一番うまく話せると思えれば緊張はなくなります
するとあなたも登壇ができるようになるわけです

まずはconnpassでLTを調べて思い切ってLT枠の参加をしてみましょう
最初は初心者系LTやフリーテーマを選ぶのがおすすめです!

7. QiitaとLTの意外な話

私は今年登壇した12回すべてのLTで内容を変えています。
同じLTはいまのところしたことがありません。

それは、私のLTを聞きに来てくれる人がもしいたときに毎回違う気づきを得てほしいと考えているからです。

どのように毎回違う内容を作るのでしょうか?
と聞かれるのですが、私はQiitaに投稿している記事1つをLTのベースとして使い話をします。

なので実質、話の練習だけで登壇が高速にできるわけです。

そういう意味でも、Qiitaにあなたの体験や考えを投稿する ということは役に立つことがわかりました

ここまで読んでくれた方へ

私はLTで登壇したときの資料を一切ネットにアップロードしておりません。
それは、資料を読むだけでは気持ちが伝わらないと考えているからです。

動画は私が運営しているコーチングサービスJISOUの方にしか配布していないのですが、今回は2月最後のイベントU29 CREATOR MEET UP! CATCH UP!でお話した「AIとこれから」を特別に公開します。

動画とリアルもやはり温度感がだいぶ変わりますが、この動画をみてLTに登壇するきっかけになれば嬉しいです。

そしてぜひ私が登壇するイベントに遊びに来てくれたら嬉しいです!

おわりに

今回はLTについて気づいたことをまとめました。
まさにこの記事もLTの1つのネタになるわけです。今後も登壇をたくさんしていきます。

@Sicut_study をフォローいただけるととてもうれしく思います。
ここまで読んでいただけた方はいいねストックよろしくお願いします。

今週もプログラミング頑張りましょう!

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Webエンジニア転身して1年間本気で勉強
転職ドラフトで高額オファーを複数獲得
そこでの経験からアウトプットやマインドセットの発信に強みがある
エンジニアをやりながら、起業に挑戦中
アイデア作りやパブリックスピーキングを得意としてる

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参考

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