はじめに
こんにちは、WatanabeJin(@Sicut_study)です。
最近「技術選定」についての話がXで広く繰り広げられていました。
私は全然キャッチアップができておらず、最近技術選定についての話題が多いなくらいの感覚でしたが、
「MySQLを使っても会社は潰れない」という記事が回ってきとをきっかけに、とある記事が炎上?論争?されていることを知りました(この記事は非公開になっています)
今回はこの論争の結末について個人的に思う発信についての考え方をまとめていきます。
この記事では記事の内容が正しい/正しくないなどの意見は書いておりません。
そこから考える発信の考え方について紹介します。
技術選定の論争について
「技術選定の失敗 2年間を振り返る TypeScript,Hono,Nest.js,React,GraphQL」という記事が公開されたのがきっかけに大きな議論が起きました
エンジニアのインフルエンサーの方が取り上げたことも、多くの人に広まるきっかけにもなりました。
多くの人に個人の記事が広まっていくのはSNSの良いところでもあります。
その中で「MySQLを使うと会社が潰れる。」という結論があったらしく(私がみたときにはすでに非公開)、その内容からネットでは議論が起きていました。
私が見た「MySQLを使っても会社は潰れない」という記事もこの記事に対抗したものだったため、この話をしるきっかけにもなりました。
最終的には、投稿者の方が記事とSNSのアカウントを削除したようです
発信のハードルを上げないでほしい
この結末をみて、思ったことは「炎上が怖くてアウトプットにハードルを感じる人が現れてしまう」ということでした。
自分の書いた記事が
「技術的に誤っているかもしれない」「解釈間違いしてるかも」「間違ったことを行っているかも」
それが最後に「炎上する」ことにつながってしまうのではないかと考えてしまう人は今回の話を目の当たりにして現れるのではないでしょうか?
間違って発信してしまうことは誰しもあることです。
それよりもあなたが正しいと思ったことをしっかりと発信していくほうが重要です。
Ruby on Railsでつまづいて調べるとQiitaにはものすごく多くの記事があり、だいたいの問題はQiitaを見ると解決できます。
これは多くのRailsを使っているエンジニアが自分の遭遇した問題を誰かのために残してくれているからです。
つまり、誰かのためになるために時間を使って記事を書いてくれているのです。
これらの記事を書いている人はRailsに精通しているわけではないはずです。
そして私達はこのような記事で小さな問題をすぐに解決して先に進めているのです。
情報発信にハードルを多くの人が感じてしまったら、QiitaやZennなどで問題を解決する、新しい情報を得るなどは起こりづらくなるのです。
それはIT業界の発展を低下させていくことにつながってしまうのです。
なにか情報に間違いがあるなら教えてくれる人もいるので、修正していけば大丈夫です。
考えに間違いは存在しない
あなたは「考え」や「意見」を伝える発信をしたことがあるでしょうか?
おそらくあまりしたことがないのではないでしょうか?
エンジニアは技術があるので、考えというよりは事実的な話のほうが発信しやすい傾向にあります。
今回の議論が巻き起こった記事は「MySQLを使うと会社が潰れる。」という考えがあったことで、個々まで多くの人に広まりました
ここではこの考えが正しいかは置いておきます。
知ってほしいことは考えには「正解」「不正解」は明確にはないと思っています。
絶対にどんな意見にも賛成/反対というのがあるのです。
SNSをみると反対意見のほうが多いように見えますが、賛成している人もいました
考えを発信することは大切です
私が記事を600本近く書いている理由は「考え」を発信することに価値を感じているからでもあります。
「考え」を発信することは、読んでいる人がいまだ気づいていなかったことを気づかせるきっかけになります
(こちらはあとで詳しく説明します)
ネットにはこのような記事がほとんどありません。
理由は簡単「自分の考えを言語化して記事にするのは大変だから」
ネットには少ないにも関わらず、そのような考えに関する記事は需要が高いはずです。
人の経験や考えから学べることは、その人が何年もやってきて得たものなので時間をかけずに知れるのは、とても参考になります。
「考え」を発信して否定されたりするのが怖い
そう考える方は、あなたの考えが誰かの気づきになって人生を変えることにもつながるかもしれない。そう信じてぜひとも発信してほしいです。
意見には絶対賛否がうまれますし、自分の意見が正しいと思えるならあなたにとってはそれが正解です。
あなたの経験は誰かの宝
これは私が発信する上で大切にしていることです。ぜひとも怖がらずにどんどん発信してみてください。
炎上自体は悪くない
多くの人は「炎上が怖い」「炎上はしてはいけない」と考えていますが、これは間違っていると考えます。
あなたが本気で考えていることを発信してそれが仮に炎上したとしましょう
(今回もおそらくわざと会社が潰れると行っていたわけではないと思います)
炎上は多くの人に広まっていきます。そして多くの人がそれに対して賛成反対の意見をつぶやきます。
あなたの発信にはわざわざSNSにリアクションをしてしまうほど、心を揺らす投稿ということになります。
そして議論はどんどん加速していきます。
この議論がIT業界の成長を加速させることに繋がります
例えばSNSで議論を見ていた人が、実際に技術選定をするときに、
「MySQL」を選択するか一度立ち戻って他の候補と比較してみよう
そうなるかもしれません。
よくある「SESに関する論争」も仮にSESはコールセンターに配属されるというのが広まれば、SESを志望する人は減ってしまいます。それがきっかけでSESを運営する側がより求人できるように派遣先を見直すきっかけになるかもしれません。
このように「炎上」が起きることによって議論が加速したり、多くの人の今一度考えるきっかけにつながるので、決して炎上自体は悪くはないのです。
私も散々情報発信をしてきましたが、議論になったのは1回だけです。
むしろ議論になるほどの記事をあなたが本気で考えて投稿できたのであれば、それはIT業界に大きな功績を残せていると思います。そう思えれば怖く感じないでしょ?
注意してほしいのは炎上目的で発言することです
これは自分の正しいと思う考えを発信することではないので行わないようにして下さい。
反対は意見を付け加える
人は自分の考えと違うものや、受け入れられないものに対して否定してしまうものです。
私もこの意見は違うというものをよく見かけます。
ここで大切なのが、「自分の意見を付け加える」ということです。
以前、私が出した記事で、多くの人に意見をもらったものがありました。
その中には、「この人はわかっていないな」というような抽象的なものも多くありました。
このようなコメントではそもそも議論が加速しません。
「私は反対です」ということしか伝わりません
大切なのはなぜあなたが賛成/反対なのかをしっかり意見をのせていくことです。
今回の議論で強いエンジニアの人も何人か発言しておりましたが、それには「なるほど」と感じる発言もあり、私自信学びがありました。
ただ否定するのではなく、どんな点に対して反対であるの、自分はどう考えるのかを述べることが大切です。
このような議論が起きる場合は、普段に比べて拡散されて多くの人が知るきっかけになります。
賛成であっても、反対であっても、あなたの意見で議論がより深まり、気づきを与えることに繋がります。
おわりに
この議論のきっかけになった方は最後に記事とSNSを削除しました。
それを知って議論が加熱していた頃に何も発言しなかった方が、
「そこまでしなくても」「追い込まなくても」と投稿していて、日本人らしいなと感じました。
もし仮にあなたが少数派だったとしても、意見をしっかり言うこともまた議論を発展させていく上では大切なのです。
エンジニアにとってアウトプットすることはものすごく大切です。
たまたま今回は議論が広がっていましたが、ぜひとも怖がらず気楽に発信してもらえばと思います!
この記事ももしかしたら炎上することになるかもしれませんが、大切なことは気づきを与えること
情報発信を怖いなと思った人が1人でも発信を行い、よりIT業界が盛り上がるきっかけになると嬉しいです。
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