はじめに
公式ドキュメントを読め!Qiitaを使うな
このような発言はネットで時々見かけるような内容であり、ある程度プログラミングができるような方を中心に見かけるイメージのあるものです。
私はこの発言を見るたび思うことがあります。
Qiitaに投稿すべき内容を多くの人が間違っているからこのような発言が生まれている
今回は、「公式ドキュメントを読むべき理由」「Qiitaが適切な場合」「Qiitaに投稿すべき内容」について書いていきます。
公式ドキュメントを読め
「公式ドキュメントを読め」
これは私として気持ちがものすごくわかります。
公式ドキュメントにはだいたいの知りたい内容については書かれていますし、1次情報になるので情報が正確です。
QiitaやZennなどに解決方法がないかを時間を書けて調べるくらいならいきなり公式を見たほうが早く解決することも多いです。
その一方で「公式ドキュメントより先にQiitaを見る人の気持ち」もものすごくわかります。
公式ドキュメントには難しい内容がたくさんありますし、どこに何が書いてあるのかもわかりづらいことも多いです。
「公式ドキュメントを読め」は完全に同意はできず、「公式ドキュメントを使うタイミングを見極めるべき」と考えます
Qiitaを読むべきタイミング
私がQiitaやZennなどを使うべきと思うのは、
知りたい内容が一般的に知られているものであり、問題に多くの人が
ということです。たとえばHTMLやCSS、Railsなどはメジャーな技術なので多くの人がQiitaに投稿をしています。
また、エラーなどもだいたいは調べるとすぐにヒットします。
このようなQiitaに記事が見つかりそうなものに関しては、Qiitaを使って解決するほうが早く解決できます。
調べたい内容に対して多くの人が同じことで躓いてそうなイメージがあるものであればQiitaを使うのが早いです
逆に、知りたいことが抽象的であったり、かなり複雑であったり、本質的なこと(言語仕様)が知りたいのであれば公式ドキュメントを読むほうが早くなります
Qiitaに投稿すべきこと
とはいっても、Qiitaで早く調べられるかも知れませんが公式にも確実に同じ内容は乗っています。
Qiitaを使わずに公式ドキュメントを使うような習慣をもてば、ドキュメントのどこをみれば解決できるのかがわかるのでQiitaで調べるのと同様の速さで調べることも可能です。
現在はChatGPTなどのAIもやり方をすぐ教えてくれます。
公式ドキュメントやAIの登場で、Qiitaははより価値が減ってしまっているように思えます
このように思えてしまうのは、Qiitaに投稿するべき内容を多くの人が間違えているからです
Qiitaに技術的な内容を載せても、公式ドキュメントを読んだほうが的確です。AIで調べて方が早く的確に返してくれます。
Qiitaに技術的な内容を載せることが時代に合わなくなっているように思えます。では、どんなことをQiitaに投稿すればよいのでしょうか??
あなたの考えや体験を投稿するのがQiitaの使い方なのです
体験や経験はどんなにAIが発展しても誰かが書かない限り増えるものではありません。もちろん公式ドキュメントにのっていることでもありません。
多くの人は誰かの体験や考えから「気づき」を得て学びます
考えや経験には大きな価値があります。
これらを投稿して多くの人に読んでもらえるのが「Qiita」なのです。
今後より「技術」で記事を書くことの価値は下がってきてしまいます。しかし、「考え」「体験」を知りたいというニーズがなくなることはありません。
ぜひともQiitaには「考え」「体験」を記事にして投稿していただけるとよいのかなと考えます
おわりに
Qiitaに考えや経験を書けといいましたが、書いてみるとわかりますがかなり大変です。考えを書くということは自分のふわっと考えていることを伝わるように「言語化」しないといけないわけです。
この言語化が難しいことこそが、Qiitaにそのような記事が少ない原因になっています。
多くの人があなたの体験を知りたいと考えています。
ぜひともこの記事をみて気づきを得た人はまずはあなたのことについて記事を投稿してみてください。
ここまで読んでいただけた方はいいねとストックよろしくお願いします。
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また明日の記事でお会いしましょう!
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