はじめに
おはようございます。Watanabe Jin(@Sicut_study)です。
今回は「わからない」の種類についてお話していきます。
あなたは「質問をどのタイミングでしよう」と迷ったことありませんか?
「わからない」を理解することで仕事をうまくこなすことが可能になります。
わからないを考えるきっかけ
私が運営しているプログラミングコーチングJISOUでは、日々駆け出しエンジニアの方々が自分の実力より1つ、2つ難しい課題に取り組んでもらっています。
そのような課題に取り組んでいると、メンバーからわからないことが言語化できないのがものすごく辛いと助けを求める場面に遭遇します。
コーチングは伴走型なので、完全理解するまでとにかく聞いてくださいと話していますがやはり「わからない」状態は辛いものです。
そこで、わからないには種類があると話したところ興味を持って聞いてもらえて、だいぶ本人の心が楽になったと思うので記事にしてみようと思いました。
わからないの種類
この図は学習の5段階という図で、NLP(神経言語プログラミング)で使われる考え方になります。
1.無意識的無能(わからないことがわからない)
あなたはあることに関して何も知らず、知らないということさえも知らない状態
2.意識的無能(わからないことはわかるが、できない)
あなたはあることに関して知識を得ましたが、それを実践することはできない状態
3.意識的有能(考えるとできる)
あなたはあることに関してある程度できるようになってきましたが、
まだ習慣化されておらず、それを行うためにはある程度の集中力が必要な状態
4.無意識的有能(考えなくてもできる)
あなたは意識しなくても自動的にあることを実践することができている状態
5.無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる)
あなたが無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態
わからないをうまく利用して質問する
新人の方は質問をするときに丁寧に質問を書くことも大切です
私はこれに加えて、
私のわからないの状態はどの状態か?というのを伝えてほしいです
ここでプログラミングコーチングJISOUでは、「わからない」と感じたときにこの5段階でどこに位置しているのかを考えてもらうようにしています
もし1の状態ならすぐに質問やリモートをつなげるなど手厚いサポートが必要だと考えています
なぜわからないを伝えるのか
5段階は1に近ければ近いほど精神的につらい思いをするからです
駆け出しエンジニアや新人、転職したばかりの状態ではとにかく多くのことからストレスやプレッシャーを受けます。わからないことがとにかく起きます。
そして人は焦りを覚えて自分を追い詰めていきます。
ここで、わからないことで自分を追い詰めないようにするケアが必要です
1(わからないことがわからない)ことがわかれば、サポートも手厚くなります。
3(考えればわかる)であれば、ヒントを与える程度にとどめることも可能です。
わからないを把握することで本人の成長を最大限に考えることも可能なのです
また、本人がわからないの種類を理解することで「いま誰かに聞くべきタイミングなのか」を判断することも可能になります
新しい環境へ飛び込むあなたへ
新しく入った環境で大変な思い、周りとのギャップ、「これからやっていけるか」という不安を感じるのは全員同じです。
そろそろ4月で変わり目のタイミングになりますが、急ぐ必要はまったくないので自分を追い込みすぎずに気楽にチャレンジしていただけるとよいです。
私は追い込みすぎて夢でまで勉強をしていた過去が有ります。しかし、あそこまで追い込む必要はまったくなく、周りをうまく利用して効率的に成長することが大切だと今になってい思います。
「わからない」をうまく活用してあなたが活躍するのを楽しみにしております。
おわりに
今回「わからない」には種類があること、そしてうまく活用することで教える側、教わる側どちらにもメリットがあることを話しました!
ぜひわからないの状態をうまく活用して質問をしてみてください!
ここまで読んでいただけた方はいいねとストックよろしくお願いします。
@Sicut_study をフォローいただけるととてもうれしく思います。
また明日の記事でお会いしましょう!
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