LoginSignup
1
0

More than 1 year has passed since last update.

タイムライン振り返りとStory of Story -モブプロ開発を行っているチームでやっている取り組み-

Last updated at Posted at 2022-12-16

はじめに

本記事はモブプロ開発を行っているチームでやっている取り組み Advent Calendar 2022の17日目の記事です

今回は「タイムライン振り返り」と「Story of Story」について紹介します
この振り返りは評価期間である半期に1度チームで行っており、今のチームになって2回目の振り返りを先日行いました

実際のMuralも載せていきますが、見せられない箇所も多くなるのでぜひチームでいまから始めてみてほしいと思います

前回

Chapter#16 半年間の反省会

アール「最近本と寒くなりましたね」
ベープ「そうっすね、気づけば12月入ってましたし」
ミュート「1年ほんとあっという間に終わりますね」
じん「そういえば、年末ということはそろそろ半期の振り返りやらないとですね」
アール「チームの振り返りと個人での振り返りをそういえば6月にもしてましたね」
じん「まず始めにチームの振り返りとして、タイムライン振り返りとStory of Storyをやりましょう」
ベープ「あのポジティブネガティブのグラフみたいなの書くやつですね」
じん「それです、それです」

ここで全員が前回の振り返りをしたMural(ホワイトボードツール)を開く

ベープ「前回の内容見ると結構面白いですね」
ミュート「半年前は別の案件でけっこうしんどくてモチベーション下がってたのがよくわかります」
アール「半年前は月収29億を目標に書いてますねwなつかしい」
じん「それでは、まずは半年前に書いた内容を振り返って、今回の振り返りを書いていきましょう」

タイムライン振り返り

タイムライン振り返りは以下の本を読んだ際に載っていたのでチームとして取り組んでいるイベントになります

image.png
ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方

タイムライン振り返りは評価期間である半期に1度チームで行っており、半年間に会社やチームで起きたイベント、感情の変化などを振り返ります

こちらが実際に12月にやった振り返りになります
image.png

参加者は社内の出来事チームの出来事を横軸の時期に合わせて付箋を貼っていきます

image.png

次に時期に応じた感情の起伏を線で書いていきます。

全員がそれぞれに記入をしたら社内の出来事、チームの出来事、感情の起伏の順にみていきます
感情の起伏に関しては、メンバーそれぞれが説明をしています

今回の場合多くのメンバーが12月にネガティブな気分になっていました (辛い案件が始まったため)

この感情の起伏ですが、半年前のをみると結構面白く、なぜここでネガティブになっていたんだっけと思いだす時間もよかったです

Story of Storyとは

Story of Storyも以下の本を読んだ際に載っていたのでチームとして取り組んでいるイベントになります

image.png
ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方

実際に12月にやったのがこちらになります
image.png

まずは2つの山があるグラフをかきますMのような線ですね(伝われ)

左から、②[現在]望ましい変化の兆候③[崖]引き戻す要因は④[脱出]ギャップを脱出する策⑤[加速装置]加速度をつける仕掛けは?①[未来]飛躍のためにありたい姿という付箋を用意して貼り付けます

メンバーは1番から順に5番まで答えていきます

未来にありたい姿を考えてから、その未来のための現状やギャップなどを逆算していくという内容になります

1つの項目を書いたら、全員で確認をしてから次の項目に行きます
すべてが終わったら、次の半年間に何をやるのかプロダクトバックログアイテムを作成して優先度を決めていきます

image.png

もちろん最後にはタイムライン振り返りStory of Storyをしてみての振り返りをKPT振り返りで行いました

image.png

次回

おわりに

今回は「タイムライン振り返り」と「Story of Story」を行いました
タイムライン振り返りは結構盛り上がりますし、Story of Storyが色々かけるチームになればなるほど良いチームに向かっていると思います

半期に1度1時間程度でできるのでぜひやってみていただきたい取り組みでした

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0