はじめに
AIの進化は想像よりも早くいまにも革命が起きる可能性はある
AIが進化することによってエンジニアの仕事が減ってしまうのではないか?といような不安を感じている人がいますし、ネットには色々な議論が広がっています。
この記事ではAIによってソフトウェアエンジニアの仕事は奪われるのかという観点でお話していきます。
AIに関してエンジニアの仕事自体がなくなるということはありません
仕事自体なくなりません。しかし個人にフォーカスすると仕事がなくなる人は必ず現れると考えています。
ここではなぜAIでソフトウェアエンジニアの仕事自体がなくなることはないのかという点と、今後仕事がなくなるエンジニアについて紹介していきます。
この記事を読むことで、エンジニアを目指す人が1人でも増えてくれると嬉しいです。
そして将来自分が仕事に困らないような気づきを与えられたらと思います。
Xでもこのような情報発信をしていますのでよければ覗いてみてください!
エンジニアの仕事はなくならない
以下は2022年〜2032年の雇用需要の変化予測です。
ソフトウェアエンジニアの需要は2022年〜2032年の需要変化は26%です。
全職種の変化率が3%と考えると今後もエンジニアの需要というのは更に伸びていくことがわかります。
つまりこれからプログラミングを学んでおくことは賢い選択肢ですし、AIが登場したからといって仕事がなくなるわけでもないのです。
なぜAIでは仕事を奪えないのか
現在のAIではまだまだ人の手を入れる必要があります。
AIはコードを出力してくれますが、そのコードを信じてそのままデプロイすることはできません。
以下のレポートによると、2020年から2023年で1億以上のコードを集めて、修正が入った回数を確認したときに2024年には回数が倍以上に増えているようです。
つまりAIが使われれば使われるほど人の手を入れないといけなくなっているわけです。
AIを使うことで素早く大量のコードを生成できるようになりました。しかし人の目でコードをチェックして修正していく必要があるので今までどおりエンジニアの必要なすべてのスキルが必要な状況はいままで通り変わらないのです。
開発にかかる時間は圧倒的に短くになっています。
プログラミングを学ぶべきか
AIが進化したからといって私達が勉強をする手を止めていいわけではまったくありません。
例えば建築家の人は自分で図面を書く必要はまったくありません、しかし書いた図面に対して耐久性は大丈夫か?法律は守られているか?などしっかりとチェックをしなければいけません
エンジニアも同じでコードを書くこと自体はやる必要はありませんが、そのコードが正しいのかを確認することは大切です。
コーディングという作業はエンジニアの仕事の20-30%程度の作業であって、残りの作業であるビジネスサイドとのコミュニケーションやアーキテクチャの設計などはAIには奪うことができないのです。
AIに奪えるのはコーディングとドキュメント作成程度でAI改善できているのは全体の10%程度と言われています。
仕事を奪われる人は必ずいる
AIが進化しても仕事自体はなくなりませんが、仕事を奪われる人は少なくとも1人はいるはずです。
AIが奪う仕事だけをやっている人はAIに変わられてしまうのは仕方がないことです。
- コーディング作業だけをやっている
- コーディングにクリエイティビティがない
- 学ぶ姿勢がない
- 適応力がない
AIの進化によりコーディングなどの単純作業はどんどん効率良くできるようになります。
つまり単純作業を言われたとおりにやっている、クリエイティビティがない作業が多い場合は仕事がなくなる可能性は高くなってきます。
また一昔前は0と1を使ってプログラミングをしていた時代からいまではバックエンド、フロントエンド、ツール、フレームワークなど多様なスキルをすべて利用する必要があります。
今後さらに必要なスキルというのは広くなり複雑化してくることも予想が付きます。
変化への適応力がなくなってしまったり、学びの姿勢がなくなると今後仕事できる幅が少なくなり仕事がなくなる可能性も十分あるかと思います。
年齢が増えると求人数も減ってしまいます。そこに技術が古い、スキルが少ないとなると更に求人は減っていきます。
AI時代に活躍できるエンジニア
ではどのような人が活躍できるようになるのでしょうか?
1. 適応力がある人
変化を受け入れて適応していくことは大切です。
恐竜は変化を受け入れられずに絶滅しました。しかしいまも生き残ってる生物はいます。
これは私達も同じで変化を受け入れられなかった瞬間に置いていかれます。
現状維持をするというのはものすごく難しく、現状維持をしようとすると取り残されるのです。
2. コミュニケーションが上手い人
コミュニケーションの質とスピード感はより大切になってきます。
AIの進化によって開発のサイクルが以前と比べ物にならない速さになりました
開発速度がAIによって2倍になったら、エンジニアとビジネスサイドのコミュニケーションも2倍になっていきます。つまりコミュニケーションがうまければうまいほどスムーズにサイクルが回せます。
3. ビジネス力があること
AIが生まれたことでビジネス視点を持てるエンジニアの価値は高くなっていると考えます。
AIがでたことでアイデアを簡単に実現できるようになりました。市場競争は更に激しくなっています
この中でエンジニアリングとビジネス視点を合わせて判断ができるような人は会社からすると魅力的に思えます。
こちらの記事によるとIVSでもビジネス力のあるエンジニアが求められていることがわかります。
AIを使ってビジネスを生み出せる人も選択肢が広がります。
しかし、ここも普通にエンジニアをしているとなかなかできないところです。
アイデア出しから開発、デプロイ、営業まですべてを経験している人はほとんどいないのではないでしょうか?
現にスタートアップも作るはいいものの市場調査が甘く多くが失敗しています
なるべく早くにこの0から1をすべて経験する(自分の作ったものを売り込んでマネタイズする経験)ことができれば、AI時代にも活躍できると考えています
おわりに
この話題は答えがないため色々な意見があります。
AIがどのように変化するかは誰にも予測ができないので、明日にも仕事がなくなることも0%とは言えません。
私達にできることはいかに将来に向けて準備ができるかだと思うので、現状を分析して奪われる可能性があると思うのであればぜひとも努力してみてください。
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また明日の記事でお会いしましょう!
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