はじめに
本記事はモブプロ開発を行っているチームでやっている取り組み Advent Calendar 2022の16日目の記事です
いままではチームのお話をしてきましたが、チームが成長したら次はその流れを社内に広げていく必要があります
私の会社の大きな課題は社内でエンジニアのモチベーションが低く、アウトプットを行っている人がとても少ないというところです
成長意欲がとても少なく、新たな挑戦をする文化がありません
そこで今回は先日行ったLT(ライトニングトーク)会について紹介します!
前回
Chapter#15 会社を盛り上げたい!なにをすれば!
じん「アールさんだいぶToDoリスト書けるようになってきましたね」
アール「ToDoをしっかり書くことでTDDもうまく進むし、工数もきれいに見積もれてとてもよいです!」
ミュート「いままでここまでちゃんと書いたことなかったけど、しっかり書いてみると難しかったね」
じん「最近ではアールさんもアウトプットで記事書いていたり、ベープさんも高速でフロント書いてたり、ミュートさんも新しい技術挑戦したりいい流れできてますね」
ベープ「フロントほんと楽しいです!いままでまったくやったことなかったので好きではなかったですが考えが変わりました」
アール「色々できること増えてもっとやりたいと思うようになりました」
じん「私たちのチームはかなりよい雰囲気になってきましたね。ですが私が目指すスクラムは以下です
チームが強くなる→他のチームも強くする→会社の全チームが強くなる
こうすることで、個人で働くというよりチームで働く、組織で働くという考えになり、働きやすい環境、成長できる環境になると思っています」
ミュート「じんさんよくその話してますよw」
アール「ということは今日は会社にその雰囲気を広げるための何かをやるんですね」
じん「ここからは私も実際に組織を変えた経験があるわけではないので他探りにはなりますが、今回はそのきっかけとしてライトニングトーク会をこのメンバーで企画してやりたいと思います!」
ベープ「LT会ってやつですね」
ライトニングトーク会とは
まずはライトニングトークについて簡単に説明します。
ライトニングトーク(LT)とは稲妻トークの名の通り、5分程度の簡単なプレゼンテーションを表します
エンジニアがやるLT会の場合、技術系の話題を扱ったLTをあつめて大きなプレゼンテーション大会を開くことが多いです
私たちはまずライトニングトーク会を社内のシステム(100人)で開くために以下のことを行いました
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ライトニングトーク会が初めての取り組みだったので事前に登壇者の8割を運営側が誘って用意した
登壇したい方は応募してくださいで私たちの会社の雰囲気では登壇してくれる人が見つからないと判断して事前に8割程度の人数を集めました。
実際に集めてから話すテーマも仮に決めてもらって一覧にして用意し、残りの2割のオープンな募集をかけるときに参加者として公開しました
その中には1年目の方や技術テーマでなく趣味の話題の方もいたので、参加のハードルが下がりました
結果的に30人ほどのメンバーがLT会の登壇を行ってくれました -
双方向なLT会にする
以前Go Conferenceに参加したときに驚いたのが今でも覚えています。
会場は仙台だったので、そこまで行ったのですが当日のLT中多くの方がツイッターを見ていたのです。
視聴者はリアルタイムにLTの感想や疑問、拍手などをTwitterにタグをつけてつぶやいていたのです。
それをみて思いつきました。ニコニコ動画風にコメントをLTのスライドに流したらもっと面白いんじゃないかと
そこで以下のソフトを見つけました
しかし、こちらのソフトフリープランが2022年12月から参加者が50→5人になってしまいました。
私がLT会を開いたのが12月1日、その通知が来たのが前日かなり驚きました
そこで、同じようなサービスとして以下を採用しました
このサービスであれば、人数気にせず同じようなことができます。欠点としてはカメラを押すと一瞬暗くなったり(フラッシュっぽくなる)、コメントがど真ん中に表示されたとき(①はランダム)、背景が黒くなってしまうなどあります(仕様です)
しかし、無料で使えたり自分のサーバーに立てたりできるのでいまのところはとても良いなとなっています。Slack連携なども簡単にできそうです
- メタバース空間で開催する
今回驚いたのはメタバースでやることでzoomで開催するよりもライブ感がとてもあったことでした
メタバースでLTをやる未来は割と近いのではと思ってしましました。運用するうえでの課題はいくつかありましたがとてもよかったです
そんなこんなでアクシデントもありましたが無事LT会は終わりました
振り返りを大切にしているのでアンケートをとったところ次回も開催してほしいと要望が多くうれしかったです
アウトプットする機会が普段ないという方も多くいたので、比較的話しやすい社内という場で発表するところから盛り上げられたらと思います
LTで発表するきっかけで新しいことを学ぶ人が増えたらとも思っています
次回
おわりに
今回私がLTで発表した内容は別のアドベントカレンダーで紹介しています
LT会を開くには多くエンジニアの協力が必要にはなりますが、今後はさらに気軽に開催できたらと思っています