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PMPを取得した際にやったことメモ

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はじめに

私が2024年9月にPMPを取得するまでにやった学習方法です。PMをやられている方なら、取ろうとされることが多い資格かと思いますので、参考にしていただけると幸いです。
以下の内容を3ヶ月ほどの期間で対策をしました。

PMPを取ろうと思った背景

PMPを取ろうと思った背景は2つあります。1つ目は、プロジェクトマネジメントを体系的に学ぶかつ、プロジェクトマネジメントのある程度の知識と経験を客観的に証明できると思ったからです。2つ目は、RFPが出た際などの入札条件に、PMPが記載されていることもあり、大手企業や自治体のお客様とお仕事をさせていただく際に必要だという点です。また、裏テーマとして、英語でPMPを取ることを目指していました。英語でPMPを受けた理由としては、英語を使って仕事をするとしても、問題ないことをある程度証明できるのではないかと思い、学習を全て英語で行い、試験も英語で受講しました。(自己満レベルですが)

PMPの出願

PMPの出願にあたって、主に2つを準備する必要があります。

  1. PM経験の経歴書
  2. 35時間研修の受講

⚫️PM経験

PM経験に関してですが、以下が要求事項となります。

  • セットAの要件

    • 高等学校または中等学校の卒業証書
    • 過去8年間にプロジェクトを主導および管理した経験が最低60か月/5年以上
    • 35 時間のプロジェクト管理教育/トレーニングまたは CAPM® 認定 (PMI 認定オンデマンド PMP 試験準備コースは、この要件を満たすのに役立ちます)
  • セットBの要件

    • 学士号以上(または世界的に同等の学位)
    • 過去8年間に36か月/3年間のプロジェクトを主導および管理した経験
    • 35 時間のプロジェクト管理教育/トレーニングまたは CAPM® 認定 (PMI 認定オンデマンド PMP 試験準備コースは、この要件を満たすのに役立ちます)
  • セットCの要件

    • GAC認定プログラムの学士号以上(または世界的に同等)
    • 過去8年間にプロジェクトを主導および管理した経験が24か月/2年あること
    • プロジェクト管理教育/トレーニング 35 時間 (この要件を満たすために、GAC コア プロジェクト管理コースの受講が事前承認されています)
      ⭐️PMI公式サイトより引用

そして、プロジェクト経験を英語で記載する必要があります。PM経験の経歴書は、日本語で受ける方も英語で記載する必要があります。私は、自分で書いた後、Grammarlyというツールを利用して、表現を修正し、提出しました。
経歴書の書き方は、PMIの認定研修の中で紹介されていた形式で書きました。

⚫️35時間研修の受講

私は、Udemyの以下の試験を利用しました。

⭐️PMP Certification Exam Prep Course 35 PDU Contact Hours/PDU

35時間の研修をオンサイトで受ける時間が業務の都合上難しかったので、オンラインで受講しました。
上記の2つを対応すると、監査に移り、通過したら試験日を登録することが可能です。

PMPの学習

PMPの学習としては、以下の観点で行いました。

  1. 出題範囲の理解
  2. 模擬問題演習

⚫️出題範囲の理解

出題理解には以下の教材を利用しました

⭐️PMBOK第7版
→PBOKの知識を体系的に学習することができます。私は第7版のみを利用しましたが、余裕がある方は、第6版も目を通しておくと良いと思います。

⭐Agile Practice Guide
→Agile開発を行う上で必要な知識が学べます。私自身、Agile開発の経験はありましたが、実務ベースで学んでいたため、体系的に考える際に抜け漏れがあったので、体系化された知識をと自身の経験を照らし合わせることで、より解像度高く開発を見られるようになりました。

⭐️PMP Exam Prep Simplified
35時間研修で利用したコースの作成者の出版している本を利用しました。個人的には、この本でPMBOK第6版関連の知識の吸収と試験ではどう問われるかのイメージづけを行うことができました。また、タックマンモデルやマズローの欲求5段階説などのテストに出てくる理論も学ぶことができました。

⚫️模擬問題演習

⭐️PMI Study Hall
Study HallはPMIから出ている公式問題集です。Study Hallを利用して学習を進めることで、試験のイメージを掴めると思います。同じ問題が出るわけではないので、なぜこの問題の成果はこの選択肢なのかをきちんと理解しながら進める必要があると思います。また、難易度がExpertの問題は本番ではでないほど難しいため、一旦飛ばしても合格点が取れると思います。PMI Study Hallの問題を繰り返しといて、70%以上は自身を持って正解できるようになれば、問題なく本番も合格点が取れると思います。

PMPの受講

PMPはオンラインでも受講可能とのことですが、オンラインの場合だと、英語で受講ができなかったので、試験会場を予約して会場で試験を受けました。試験時間は230分と長いので、前日はきちんと睡眠をとって集中力が高い状態で試験に臨まれることをお勧めします。

皆さんもPMPを通してPMBOKやAgile開発の知識を身につけ、実務の向上にも繋げていただければと思います。また、年収の高いオファーに受かりやすくなるという点もあるかと思いますので、キャリアにとってもプラスとなる試験だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はいつものServiceNowの記事とは毛色を変えて、PMPの受験対策について書かせていただきました。皆さんがPMPを受ける際の参考になれば嬉しいです。

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