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AWS : ssh接続で手こずった(scpコマンド、iオプション)

Last updated at Posted at 2021-08-12

はじめに

railsアプリのインフラをAWS化させようと学習中。

教材に従ってssh接続(WEBサーバーからDBサーバーに)にする際に
linuxコマンドのscpが上手く使いこなせなかったので、メモに残す。

学習教材

・さわって学ぶクラウドインフラAmazonWebServices基礎からのネットワーク&サーバー構築改訂3版

ハマった章:6-4 踏み台サーバーを経由してSSHで接続する

やりたい事

DBサーバー(プライベートサブネット)へのssh接続を可能にするために
WEBサーバー(パブリックサブネット)秘密鍵を格納しておく必要がある。

必要手順

1、前章(6-3)以前で作成された秘密鍵をscpコマンドを使用して、
  WEBサーバーにコピーする。

2、コピーできたら、WEBサーバーにssh接続をして
  ファイル権限を所有者が読み取りだけできるよう設定する。

3、WEBサーバーに置いている秘密鍵を使って
  DBサーバーにssh接続する。

ハマった部分

上記の1で、scpコマンドの文法が曖昧なまま実行してしまい
思うように挙動せず、迷走してしまった。

1、いざscpコマンドでコピー

scpは、Secure Copyの略称という事で
具体的には、ssh通信でcpコマンドが使えるみたいです。
ローカルからリモートに対象ファイルをコピーできる。

秘密鍵をコピーする際の文法としては、下記コードの通り、
・オプション(-i)を使用して認証させる秘密鍵ファイルを設定
・コピー元ファイルのパス
・コピー先のパス
の順番で記述したら良い。

ターミナル

% scp -i <認証させる秘密鍵ファイル> <コピー元ファイル> <コピー先>

今回は
・-iで認証させる秘密鍵ファイルと
・コピー元ファイル
同一のため、個人的にコードが読み解きにくかった…

ターミナル(ローカル)

% scp -i ~/.ssh/my-key.pem ~/.ssh/my-key.pem ec2-user@パブリックアドレス(DNSアドレス):~/

私はMacユーザーで、下記記事を参考に.sshディレクトリに
秘密鍵を格納していたので、パスは下記記述としている。

コピー先のパス指定で、EC2のパブリックアドレスの後に
:~/としているのでEC2のルートディレクトリに格納される。

ダメな例

これは自分の例で、オプションiを書けば
コピー元の秘密鍵ファイルが読み取られる かつ コピー元ファイルとして設定される
と誤認してしまっていた。

面倒ではあるけど、オプションiの認証ファイルは
別で指定してあげないといけないらしい。

ターミナル

% scp -i ~/.ssh/my-key.pem ec2-user@パブリックアドレス(DNSアドレス):~/

2、ファイル権限の変更

手順は以下の通り。

・WEBサーバー(パブリックサブネット)にssh接続する。
・ファイルがコピーできているか確認する。
・コピーできていれば、chmodで所有者だけ読取可能に変更する。

コードで表すと…

ターミナル(ローカル)

# EC2へssh接続
% ssh -i ~/.ssh/my-key.pem ec2-user@パブリックアドレス(DNSアドレス)

# EC2内でファイル確認
% ls

# 同ファイルの権限を変更
% chmod 400 my-key.pem

# 変更後のチェック
% ls -l

3、ファイル権限の変更

教材の通り、秘密鍵を使用して
EC2(パブリックサブネット)からDBサーバー(プライベートサブネット)にssh接続する。

ターミナル(EC2)

% ssh -i my-key.pem ec2-user@10.0.2.10

その他の参考記事

終わりに

当問題の解決のために、ググったら
linuxコマンドの復習の機会にもなって良かった。

落ち着いて見直すと、ほぼ教材通りのコードで
お恥ずかしい。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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