はじめに
AWSのアカウント作成時に初めからあるネットワークのデフォルト設定
について
自己整理のため、記事に残す。
awsデフォルトのネットワーク設定
ネットワーク構成はデフォルトでVPCとサブネット以外にも
それに付随するネットワークの設定
が作成されている。
詳しくは公式ページに参照されているが、VPCとサブネット以外だと
・インターネットゲートウェイ
・ルートテーブル
・ネットワークアクセスコントロールリスト (ACL)
・DHCP オプションセット
と、いい感じに相互関係のあるリソースまとめてくれている。
デフォルト設定の整理
私の場合、aws教材学習の終了後にリソース整理している時に
一部だけ(インターネットゲートウェイ)を削除していたようで
その後のdocker学習を少し停止させる要因になった。
ポートフォリオには、デフォルトVPCは使わない人が多いかもしれないが
教材学習時にデフォルトVPCを使用する人もいるかもしれない。
そういった時には、
1、デフォルトVPCを削除
2、新しくデフォルトVPCを作成
すると、リソースが一元的に復活する
ので良いかも。
方法はめちゃくちゃ楽で一瞬で終わる!
削除
まずは
・AWSコンソールマネジメントからVPCメニューに移動
・消したい対象のデフォルトVPCを選択
・アクションでVPCの削除を選択
続いて、ポップアップで出てくるメニューで
・デフォルトVPC削除にチェックを入れる
・「デフォルトVPCの削除」と入力する
・削除ボタンを押す
これだけで作業が完了!めちゃ楽!
参考(デフォルトVPCにリソースが残ってる場合)
消そうと思ったデフォルトVPCにリソース(EC2等)が残っている場合は
「中にリソースが残ってるよ!」とawsが警告文を出してくれる。
その場合は要因となっているリソースを先に削除する。
(下記はEC2を削除する事例)
この処理の後に、デフォルトVPCの削除作業をすれば上手くいく。
新規作成
次はデフォルトVPCを新しく作成する。
VPCメニューから存在するVPCを選択しない状態で「デフォルトVPCを作成」をクリックする。
あとは案内の通りで「デフォルトVPCを作成」をクリックする。
これでデフォルトVPCおよび付随するリソースが新規作成される。
したかった事
個人的にやりたかった事は、docker-machineコマンドを使って
aws上にEC2インスタンスを作成したかった。(教材学習のため)
しかし、下記コマンド入力後に
「Waiting for SSH to be available...」
以降の返答が返ってこず、長時間フリーズしまった。
% docker-machine create --driver amazonec2 --amazonec2-open-port 8000 --amazonec2-region ap-northeast-1 aws-sandbox
~~返答~~
省略
Waiting for SSH to be available...
↑ 以降フリーズするので、「ctrl + c」で脱出
awsのコンソールマネジメント上ではインスタンスの表示を確認するも
ssl通信でエラーが起きているようにしか思えず、原因を探る。
エラー要因は確定できなかったが、docker-machineコマンドには
awsのデフォルトVPCが使われると気がつき、そこからデフォルト設定を見直すと
個別にインターネットゲートウェイやら何やらを消してる…
じゃあ、デフォルトVPC一式をまとめて一括で元に戻す便利な方法ないやろか…で
たどり着いたが下記記事だった。
終わりに
AWSのデフォルトVPCを使うケースも多くないかもしれないので
他の人に役に立つ記事ではないかも。笑
自分としては学習用としてデフォルトVPCはこれからも使っていくつもり。
では、失礼します。