macOS の「設定」→「デスクトップとDock」の「Mission Control」にある「ディスプレイごとに個別の操作スペース」を、 オン にした場合と オフ にした場合の挙動を まとめてみました。
調査環境
- macOS Sequoia 15.4.1
- Mac Studio (2023)
- M2 Max 48-core gpu
- 32GB メモリ
- 512GB ストレージ
- QHDモニター(主ディスプレイ) + FHDモニター(拡張ディスプレイ)
結果
メニューバー表示
- オン: 各ディスプレイで メニューバーを操作できます。
- オフ: 主ディスプレイのみ メニューバーを操作できます。
Dock表示
- オン: 主ディスプレイ以外でも Dockを表示できます。
- オフ: 主ディスプレイのみ Dockを表示できます。
画面をまたいで表示
- オン: またいでの 表示はできません。
- オフ: 画面をまたいで 表示できます。
フルスクリーン表示
- オン: 他のディスプレイは ブラックアウトしません。
- オフ: 他のディスプレイが ブラックアウトします。
ステージマネージャ
- オン: 使用 できます。
- オフ: 使用 できません。
タイル表示等 (Sequoia以降)
- オン: 全機能を使用できます。
- オフ: ほとんどの機能がグレーアウトします。左右分割のSplitViewは使用できます。
個人的な見解
基本的には、オンにするのが良いみたいです。
ただし、Windowsと似た操作性を求める場合や、ディスプレイを上下に並べて使用している場合は、メニューバーが邪魔になるため、オフにするのも良さそうです。