作品情報
ジェイソン・フリード (著), デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン (著), 黒沢 健二 (翻訳), 松永 肇一 (翻訳), 美谷 広海 (翻訳), 祐佳 ヤング (翻訳)
単行本: 269ページ
出版社: 早川書房; 完全版 (2012/1/11)
言語: 日本語
ISBN-10: 415209267X
ISBN-13: 978-4152092670
発売日: 2012/1/11
メモ
面白かった章題を。ちょうど自分の周りにいる方達に伝えたい。
そういう意味では今時の考え方、と言えるし、納得もいく。
- 仕事依存症はバカげている
- 中途半端な一つの製品ではなく、よくできた半分の製品
- 書類上の合意は幻想
- 競合相手以下のことしかしない
- 基本的に「ノー」と言おう
- 限界で人を雇う
読み終えて
仕事をする上で大事なことは下の3つかなと思いました。
- シンプルに保つこと
- 自分らしさを消さないこと
- とにかくやってみる
会社やチームを必要以上に大きくする必要はないし、自社製品を競合他社と比較して機能を追加する必要もない。
他人の真似をしても先進性はないし、誰の役にも立たない。製品もそう、考え方もそう。自分であることが価値そのものだ。
終わるはずのない長いTODOリストを毎日見ても意味はない。今必要なことをとにかくやってみよう。アイデアは形にしよう。
もう1つ面白かったことは、この本では社員のモチベーションを上げるための工夫も書かれていたこと。
毎日小さな決断をして前進しよう、間違ったら正しい方向にまた進めばいい、という考え。