はじめに
自分用の備忘録に。AtomでTeXファイル編集の環境を整備するのに自分が行った作業をメモしておきます。
環境は
- macOS Sierra 10.12.1
- Atom 1.12.7
準備
パッケージのインストール
以下のパッケージをインストールする
- latex (核心)
-
script (これをインストールしておくと，
cmd+iでビルドができるようになる) - pdf-view (これをインストールしておくと，PDFがAtomで表示できるようになる)
- language-latex (TeXのシンタックスハイライトを行うのに必要)
日本語対応
そのままだと日本語がPDFに表示されなくなってしまうので，scriptパッケージをカスタマイズ。
設定メニューのPackagesからscriptを選び，View Codeからコードを見る。そして，script/lib/grammars.coffeeを選択し，下の部分を記載の通り修正する。
修正前
LaTeX:
"File Based":
command: "latexmk"
args: (context) -> ['-cd', '-quiet', '-pdf', '-pv', '-shell-escape', context.filepath]
'LaTeX Beamer':
"File Based":
command: "latexmk"
args: (context) -> ['-cd', '-quiet', '-pdf', '-pv', '-shell-escape', context.filepath]
修正後
LaTeX:
"File Based":
command: "ptex2pdf"
args: (context) -> ['-l', '-ot', '"-synctex=1 -file-line-error"', context.filepath]
'LaTeX Beamer':
"File Based":
command: "ptex2pdf"
args: (context) -> ['-l', '-ot', '"-synctex=1 -file-line-error"', context.filepath]
実行方法
cmd+iでビルドすればPDFが生成されるはず。あとはツリービューからPDFをダブルクリックしてAtomからPDFを表示しておけば，ビルドするたびにちゃんとリアルタイムに変わっていく。