はじめに
XcodeでiOSアプリを開発していると、重くて困ることがあります。文字選択に時間がかかったり、スクロールしただけなのに待たされたり。これではまともに開発できません。そこで、VS CodeでiOSアプリを開発できないかと思って調べていたところ、Xcodebuild Toolsという拡張機能を見つけました。
Xcodebuild Tools
Xcodebuild Toolsは、VS CodeからiOSアプリをビルドできるようにする拡張機能です。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=sterin.xcodebuild-tools
手順1: Xcodebuild Toolsをインストール
VS Codeで「Xcodebuild Tools」を追加します。
手順2: ios-simをインストール
npm install --global ios-sim
手順3: プロジェクトをVS Codeで開く
Xcodeで作成したプロジェクトをVS Codeで開きます。
手順4: JSONファイルを追加
.vscode/xcodebuild-tools.json
{
"variables": {
"SDK_VERSION": "16.1"
},
"sdk": "iphonesimulator${SDK_VERSION}",
"workspace": "ワークスペースのパス",
"scheme": "スキームの名前",
"debugConfigurations": [
{
"name": "Simulator",
"cwd": "${buildPath}",
"program": "ios-sim",
"args": [
"launch", "アプリ名.app/",
"--devicetypeid", "com.apple.CoreSimulator.SimDeviceType.iPhone-14, ${SDK_VERSION}"
]
}
]
}
手順5: 実行🎉
一度ウィンドウを閉じ、再び開くとウィンドウ下部に実行ボタンが現れるのでクリックします。しばらくするとシミュレーターが起動し、あなたのアプリが表示されます🎉
注意点
シンタックスハイライトやコード補完を利用するには、別途拡張機能が必要です。
↓これがおすすめ
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=sswg.swift-lang
参考記事
ご覧いただきありがとうございました。