【Swift】符号を取得する方法

はじめに

この記事では、Swiftで符号を取得する方法を紹介します。

Int型の場合

signum()メソッドで符号を取得できます。

正の場合は1、負の場合は-1、それ以外の場合は0を返します。

let number = -10
let sign = number.signum()
print(sign) // -1

Double型の場合

signプロパティで符号を取得できます。

正の場合はFloatingPointSign.plus、負の場合はFloatingPointSign.minusを返します。FloatingPointSign型は、浮動小数点数の符号を表す列挙型です。

let doubleNumber: Double = -10.0
let doubleSign = doubleNumber.sign
print(doubleSign) // minus
print(type(of: doubleSign)) // FloatingPointSign

// type(of:)関数は、引数の型を返します。

Float型の場合

Double型と同様に、signプロパティで符号を取得できます。

let floatNumber: Float = -10.0
let floatSign = floatNumber.sign
print(floatSign) // minus

CGFloat型の場合

こちらもsignプロパティで符号を取得できます。

import CoreGraphics

let cgFloatNumber: CGFloat = -10.0
let cgFloatSign = cgFloatNumber.sign
print(cgFloatSign) // minus

おわりに

Swiftには便利な機能がたくさんありますね。この記事が参考になったという方は、いいねとフォローしていただけると嬉しいです☺️

参考