2022/9/5現在でQiita記事の初投稿から約1年半になりました。
記事数は24本です。多いというわけではないですが、平均で1ヶ月1記事以上は投稿できています。
いつの間にか気軽に記事を書けるようになっていたのですが、理由を聞かれたときにうまく答えられないことに気づいたので、ちゃんと考えてまとめてみました。
メモはとりあえずMarkdownで書く
多くの方は、調べものをしたり教えてもらったりしたら、自分用のメモを書くと思います。
私はそれを基本的にMarkdownで書いてます。VSCodeなどのエディタだと補完も使えます。
これには3つのメリットがあります。
- Markdown記法に慣れる
- 自然とメモの内容を要約する
- Qiita記事にコピペで使える
Markdown記法に慣れる
Markdown記法に慣れておくと、Qiita記事を迷わずスラスラ書けて楽です。
逆に、Markdown記法の復習から始めなきゃいけないとなったら、それだけでやる気ゲージを大きく消費しますね。
「記事を書く」 以外の壁は事前に取り除くことが大事です。
自然とメモの内容を要約する
Markdown記法で一番使うのは見出し(#を先頭につけるやつ)です。
つけないと違和感が出るので、自然と見出しをつけるようになります。見出しをつけるときは、同じ内容に関する文章を要約しますよね。
つまり、見出しをつけていれば自然とメモ全体の要約が完成していることになります。
記事にしたくなったら、見出しを骨子に再構成も簡単にできます。
Qiita記事にコピペで使える
Qiita記事を書くことだけが目的だとしたら、一番のメリットと言っても過言ではありません。
メモを丁寧に取るタイプの人なら、そのまま投稿できる可能性すらあります。
メモはそのときに書く
「○○をやってみた」「○○の使い方」のような記事を書くときには、まずは自分が実践すると思います。
私は基本的に同時進行でメモをしています。トライ&エラーを繰り返すような作業の場合は、実行する前にメモに手順をまとめるときさえあります。
これには2つのメリットがあります。
- 「思い出せない」を防げる
- 「大した内容ではないから...」を防げる
「思い出せない」を防げる
同時にメモをしておかないと、つまづいたポイントや解決方法の詳細は忘れてしまうものです。後から思い返したときに「どうやって解決したんだっけ...」と思い出せなくて、「記事に書く内容が全然ない」という現象が起こりやすいです。
きれいにまとめる必要はないので、忘れないうちにメモを書くことをお勧めします。
「大した内容ではないから...」を防げる
体験談や解説記事はつまづいたこととその解決策が記事の重要なポイントになると思います。
しかし1回目でつまづいたことでも、2回目以降は特につまづくことなく乗り越えられることが多いです。そうすると記事を書くときは2回目以降になるので「大した内容ではないから...」と必要がないように感じてしまいます。
つまづいたことも、忘れないうちにメモを書くことをお勧めします。
60~80点で公開する
記事を書くときに限らず、創作活動は100点を目指したくなりがちですよね。
でも、明確な答えがないものを創るときって100点に近づけば近づくほど作業が非効率になります。
ですので、60~80点で公開してしまった方が良いでしょう。私は、「もし後から指摘やアドバイスが来たら、そのときに修正すればいい」くらいの気持ちでいます。
いいねが1つでももらえたら素晴らしい
記事にいいねなどで反応がもらえるとモチベーションにつながりますよね。
Qiitaで普段見る検索でヒットした記事やトレンドの記事の大半は数十~数千のいいねがついています。しかし、実際に自分で書くとなかなかいいねはつかないものです。
そこで私は 「いいねが1つでももらえたら素晴らしい」 と考えてます。少なくとも1人はその記事が良かったと言ってくれているってことですよね。普段の仕事や生活で、誰かを助けたときに「助かったよ、ありがとう。」と言われたらとても嬉しいので、それと同じようにいいねがもらえたと考えてモチベーションにつなげます。
結果的に1番良い記事じゃなくてもいい
理想は 最良の事例(best practice) でも良いですが、結果的に 最大限の努力(best effort) でも十分です。実際に私も最良の記事を書こうとはしているものの、まだ書けたことはないと感じています。
60~80点で公開するとも似ていますが、完璧主義になることが一番の敵だと考えているので、そのときの自分が全力で書いていればいいと思ってます。何なら6~7割の力で書くことがほとんどです。
とは言っても、たまに全力出して書いた記事にはいいねがつきやすい気がしてるので、モチベーションが維持できるなら全力をお勧めします。
モチベーションに左右されない方法を身につける
私は「記事を書く」ことについて、モチベーションに左右されにくいために、いつでも気軽に書けるようになったと感じています。
以下はこれまでの記事投稿頻度です。
このグラフを見る限り、1~6月はモチベーションが低いと予想できますが、四半期別でみると結構安定しています。
実際に2022年3~6月はかなりモチベーションが低かったですが、2ヶ月に1本は投稿できました。
モチベーションに左右されない方法 として、習慣化することを意識しています。
例えば、私は以下の2つを頻繫に行います。
- 記事作成のことが頭に浮かんだら1行でもこまめに編集
- 記事を投稿し終えたら、同時に次の記事のタイトルを決めて下書きを作成
これだけでもほぼ毎日記事を書くことに繋がります。どこまでいけば「習慣化した」と言えるかは難しいですが、個人的には歯磨きと同レベルになったらいいかなと思ってます。(皆さんもモチベーションに左右されず、毎日歯磨きしますよね?)
おわりに
「記事を書く」を習慣化することを目標に頑張っています。まだ完璧ではないですが、着実に習慣化してきているかなと思ってます。
私と同じようにこの記事で紹介したことでもいいですし、自分にあったコツを見つけた場合は、そのコツを無意識にできるようにしていき、さらに記事を気軽に書けるようになるといいですね。