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【Azure】30分でAzureを体験 ~Apache(httpd)を立てるまで~

Last updated at Posted at 2021-07-21

Microsoft LearnというMicrosoftの無償利用可能な学習プログラムを使って、Azureを体験してみます。

必要なものは2つです。

  • マイクロソフトアカウント
  • SSHクライアント

マイクロソフトアカウントが必要ですので、お持ちでない場合はこちらから作成してください。
SSHクライアントは例として、Tera Termを使用します。

準備

Azure Virtual Machines の概要というコンテンツをもとに、ubuntuの仮想サーバを構築します。Azureでは仮想サーバのことを、Azure VMと呼びます。

今回は、ユニット3からの手順を一部変更して進めていきます。

※Azure VMについて詳しく知りたい方は、ユニット2を参照してください。

Azure体験環境をアクティブ化

Microsoft Learnで無償利用できるAzure環境はサンドボックスと呼ばれています。
時間制限と回数制限(10回/日)がありますが、マイクロソフトアカウントがあれば誰でも利用できます。

ユニット3を開いて下さい。

以下の画面が表示されると思うので、「サインインしてサンドボックスをアクティブにする」を押下してください。
Microsoftのログイン画面が出ると思いますので、ログインします。
図1.png

ログインが完了すると、サンドボックスのアクティブ化が実行されますので、完了するまで待ちます。
図2.png

「サンドボックスがアクティブ化されました!」と表示されたら完了です。
図3.png

Azureを体験

Azure上にUbuntuサーバーをデプロイ

先ほどログインしたアカウントで、Azure Potalを開きます。
図4.png

左上のAzureサービスの「リソースの作成」を押下します。
図5.png

Marketplaceが開きます。ここでは、予め作成されたアプリケーションのイメージ(テンプレート)を探して使うことができます。
「Ubuntu Server 18.04 LTS」と入力してEnterを押下して検索します。
図6.png

検索結果から「Ubuntu Server 18.04 LTS」を探して押下してください。
図7.png

「作成」を押下してください。
図8.png

仮想マシン(VM)の基本設定を行います。
以下の通りに設定してください。

設定名
サブスクリプション Concierge Subscription
リソースグループ learn-xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx
仮想マシン名 <任意の値>
地域 (Asia Pacific) 東日本
可用性オプション インフラストラクチャの冗長性は必要ありません
イメージ Ubuntu Server 18.04 LTS - Gen1
サイズ Standard D2s V3
認証の種類 パスワード
ユーザー名 <任意の値>
パスワード <任意の値>
パブリック受信ポート 選択したポートを許可する
受信ポートを選択 HTTP(80), SSH(22)

図9.png
図10.png

他にも設定項目がありますが、今回はこれで完了です。
「確認および作成」を押下します。
図11.png
「検証に成功しました」と表示されたら、「作成」を押下します。
図12.png

デプロイの状況が右上に表示されます。
詳しく状況を見るには通知マークを押下します。
図13.png

「展開が成功しました」と表示されていることを確認して、「リソースに移動」を押下します。
図14.png

SSH接続を行うために、パブリックIPアドレスをコピーしてください。
図15.png

UbuntuサーバーにApacheをセットアップ

Tera Team(SSHクライアント)を起動して、先ほどコピーしたIPアドレスに、SSH接続を行います。
図16.png

警告が出たら、「続行」を押下してください。
図17.png

ubuntuに設定したユーザー名とパスワードを入力してログインします。
図18.png

以下が出れば成功です。
図19.png

以下のコマンドで、パッケージ一覧を更新します。

パッケージ一覧の更新
$ sudo apt update

図20.png

以下のコマンドで、Apacheをセットアップしてください。

Apacheのセットアップ
$ sudo apt install apache2

Do you want to continue? [Y/n]と聞かれたら、Yを入力してください。

図21.png

動作確認

完了したら、http://<パブリックIPアドレス>:80にブラウザでアクセスします。
以下の画面が開けば正常に動作しています!
図22.png

おまけ

IPアドレスだとわかりづらいので、DNS名を設定してみます。

Azure Potalから、先ほど作成したubuntuの詳細を開いて、DNS名の「未構成」を押下します。
図23.png

DNS名ラベルに任意の値を入力して「保存」を押下してください。
図24.png

設定が完了したことを通知から確認します。
図25.png

<DNS名ラベル>.japaneast.cloudapp.azure.comでブラウザからアクセスします。
IPアドレスでアクセスしたときと同じく、以下の画面が表示されれば成功です!
図26.png

さいごに

Microsoft Learnの力を借りながら、UbuntuサーバーにApacheをセットアップしてみました。
Azureを全然知らなくても、簡単にデプロイまで出来てしまうのはとても便利ですね。

Microsoft Learnには、他にも良いコンテンツがあるので、ひと工夫加えながらAzureを学んでいきましょう。

参考

演習 - Azure portal を使用して VM を作成する
【ゼロからわかる】Teratermのインストールと使い方
Ubuntu 20.04にApache Webサーバーをインストールする方法

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