Prusaのエンクロージャ
テーブル全体を使用するような薄物を出力する場合、有効だそうなのでエンクロージャを購入。
長時間の出力にはヒータ付きフィラメントケースを併用していたが、エンクロージャには入らない。
隙間をテープで塞いだが、塩カリ除湿剤では湿度が下がらない。
ペルチェ素子を使用した小型の除湿機(幅16.3x奥行き10.7*x高さ6.7)をエンクロージャ内に設置。気温が低い時は除湿能力が低いので、20度40%程度の庫外に対して5%程度しか下がらないが、印刷によって庫内の温度が上がれば、効果はアップするはず。
湿度計
密閉ボックスに付属している湿度計が故障しがちであることを製品評価コメントにあったので、ThermoProの無線測定機で測定することに。
計測値は温度20度前後でも30%以下に。付属のアナログ計測器は一旦湿度が上がると低い湿度を計測できなくなるようだ。
吸湿対策
FDMタイプの3Dプリンタを利用する場合、フィラメントの吸湿は出力の悪化につながる。
- プリンタを購入したら、密閉ボックスも用意する。
- 密閉ボックスには吸湿剤を入れ、低湿度を維持する。
- フィラメントは環境にも依存するが、半日程度で吸湿するので、必要量だけを切り取り使用する。
よって、多少高価ではあるが、フィラメントの切替が容易なダイレクトエクストルーダが良い。
市販の塩カリ除湿剤で40%以下に維持でき、出力も許容範囲。
2022/12使用開始 550mlタイプ - 12時間以上の長時間出力の場合は、ヒータ付きのボックスで吸湿対策。
プルーサの1層目定着
気温が低い時、ヒートベッドのヒーターから離れた部分は温度が低くなり定着が甘くなるので、中央を使う。接触面積が小さい場合、周辺部まで使用する場合「プリム」で接触面積を大きくする。
塩カリ除湿剤
2022/12使用開始した除湿剤が2023/07固まって、能力ダウン。水も溜まっていないが、50%になっている。
そのせいか、1層目の定着が悪くなったようだ。フィラメントをヒートボックスに入れて、プリントすると改善。
除湿剤を交換。能力の落ちた除湿剤は押し入れに。42%程度まで低下。
押し入れに入れて半日で、固まっていた除湿剤はほぐれたので、防湿ボックスへ再度投入。新旧2個体制。
古い除湿剤が足尾引っ張るのか、湿度が50%から下がらないので、古い方を取り出した。