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NDVI(植生指数)を求める際になぜ赤色光が必要なのか

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NDVIってそもそも何?

NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)は緑植生の茂り具合を示す指標のことです。主にリモートセンシング、衛星画像解析などをする際に使われるものです。

NDVIについては宙畑さんがわかりやすく説明していたので、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

疑問に思ったこと

近赤外線の反射量だけ調べれば、植生指数って求めれられるのでは?赤色光って計測する必要ってあるのか?

疑問を持った背景

NDVIは緑植生の茂り具合を示す指標。つまり、どこに植物が生い茂っているのか、またそうでないのかを示すものという理解していました。であれば、近赤外線だけを計測すればNDVIって求まるのでは?と思いました。なぜ、NDVIを求める際に赤色光が必要になるのかを理解できませんでした。
image.png
引用画像:宇畑「課題に応じて変幻自在? 衛星データをブレンドして見えるモノ・コト #マンガでわかる衛星データ」

ChatGPTに聞いてみた

image.png

なるほど。健康な植物(=光合成を行っている)の量を計測するために、赤色光の計測が必要なわけですね。緑植生が近赤外線を反射するという特性と、光合成の際に赤色光を吸収する特性を活用することで、健康状態である緑植生の茂り具合を判定できるんですね。

NDVIはただ単に植物の茂り具合だけでなく、植物の状態をも反映している指標ということがわかりました。

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