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EVE-NGを導入していくよ ~ 1.立ち上げまで

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0. 書き出し

CCNAを取得するために黒本とか読んでるけど如何せんどう実務に活かすのかイメージが湧かない。かと言って実機を買おうにも貧困なのでそんなお金もありません (☝ ՞ਊ ՞)☝
Cisco Packet Traceを使ってみたけど私にはあまり馴染まなかったので別の物がないかと思っていたら、EVE-NGというネットワークエミュレーターがあるみたいじゃないですか!
試しに環境を作ってみようと思ってみたが、YouTubeに上がっている導入手順は基本英語や古い記事で今の手順とあっていない。。。
諦めて公式のやり方に則ってやるから、備忘録として残しておくよ ٩(ˊωˋ*)و

1. 環境

物理環境
・CPU: Intel Core i7-7700K
・RAM: 16GB
・HDD: 4TB (Eドライブ) ← EVE-NG関連の保存先
・OS: Windows 10 64bit
仮想環境
・Virtualization platform: VMware Workstation 17 Pro

2.1. EVE-NGのISOファイルダウンロード

下記のリンクからEVE-NGのDounloadタブに飛べるので『EVE Community Edition』を探してISOファイル(EVE-NG-PRO Full ISOS – MEGA Mirrorから)をダウンロードする。

2.1. VMに環境を構築

  1. VMを立ち上げて『新規仮想マシンの作成』を押下。
  2. 『カスタム』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  3. 『互換性のある製品』の中にあるものを選択。
    今回は『WorkStation 17.5.x』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  4. 『後でOSをインストール』を選択して『次へ』を押下。
  5. ゲストOSは『Linux』、バージョンは『Ubuntu 64ビット』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  6. 『仮想マシン名』に好きな名称を入力し、『場所』に作業フォルダのパスを入力する。
    今回は『E:\EVE+NG\VM』にしてみた。
    image.png
  7. プロセッサ数は『8』、プロセッサごとのコアの数に『1』を入力して『次へ』を押下。
    image.png
    プロセッサ数はサポートしている最大数なのでタスクマネージャーで論理プロセッサ数を引用する。
    image.png
  8. この可能マシンのメモリを『8192MB (8BG)』にして『次へ』を押下。
    特に理由はないけど今使っているPCのメモリが16GBだから半分の8BGでいいかな? 4GBなら4096MB, 8BGなら8192MB, 16GBなら16384MBを入れればいいね。
    image.png
  9. デスクトップPCなら『ブリッジネットワークを使用』,ノートPCなら『NATを使用』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  10. SCSIコントローラは推奨の『LSI Logic』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  11. 仮想ディスクタイプは推奨の『SCSI』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  12. ディスクは『仮想ディスクの新規作成』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  13. ディスク最大サイズの推奨は『200GB』以上にして、『仮想ディスクを単一ファイルとして格納』を選択して『次へ』を押下。
    image.png
  14. ディスクファイルは好きな名前を決める。基本はデフォルトでいい。
    image.png
  15. 仮想マシンを作成する準備完了に移ったら『ハードウェアをカスタマイズ』を押下。
    image.png
  16. メモリタブでこの仮想マシンに必要なメモリを割り当てる。特に触らずデフォルトでいいかな。
    image.png
  17. プロセッサタブの仮想化エンジン項にて『Intel VT-x/EPTまたはAMD-V/RVIを仮想化』と『IOMMUを仮想化』にチェックを入れる。
    image.png
  18. 新規CD/DVDタブで『ISOイメージファイルを使用する』を選択し、ダウンロードしたEVE-NGのISOファイルを指定する。指定したあとは『閉じる』を押下して、新しい仮想マシン ウィザードの『完了』を押下する。
    image.png

2.2. EVE-NG VMをインストール

  1. 2.1項で設定したEVE VMをパワーオンする
  2. 言語は『English』を選択する。
    image.png
  3. キーボードの設定はLayout, Variantともに『English (US)』を選択する。
    image.png
  4. インストールプロセスを開始するかの画面にて『Continue』を選択する。
    image.png
  5. インストールプロセス中はしばらく待ち。一度、ログイン画面が出るが自動的にプロセスが進むのでやはり待ち(´_ゝ`)
  6. インストールプロセスが完了したらLogin ID『root』、Password『eve』でログインする。Loginが出てこなければEnterキーでも押せば出てくる。
    初期値なので次項で変更を加えるよ(´・ω・)
    image.png
  7. 先ほどの『root』のパスワードを新たに設定する。入力したパスワードは表示されないから留意するように。
    入力後に打ち間違え確認のためにもう一度、入力する。
    image.png
    image.png
  8. EVE VMのホスト名を設定する。デフォルトは『eve-ng』で思い入れが無ければ次にいこう。
    image.png
  9. EVE VMのDNSドメインを設定する。デフォルトは『example.com』でこのまま進んでも問題ない。
    image.png
  10. DHCPか静的IPを選択する画面で『static (静的)』を選択する。
  11. NTPサーバを入力する。Windows標準の『time.windows.com』を使用してみるよ。
    image.png
  12. プロキシサーバを設定するように促されるがスキップする。デフォルトの『direct connection』を選択して次に進む。
  13. VMが再起動するので再度ログインする。

2.3. ブラウザでEVEを動かす

  1. 2.2項で再度VMにログインした時に使用するアドレスが表示される。
    今回の例でいうなら『 http://192.168.1.35 』が該当する。
    image.png
  2. ブラウザを立ち上げて上記で確認したアドレスに飛ぶ。
    image.png
  3. ログインするときのUsernameとPasswordはそれぞれ『admin』『eve』でアクセスできる。これらも規定値だから後日変更するよ(´_ゝ`)
  4. ログインできれば(とりあえずは)初期作業完了。
    image.png

3. あとがき

とりあえず起動までは持って行けたが、静的アドレスの設定が抜けていたり細かい初期設定個所がされていない。課題として細かな設定方法を確認してから後日追加していくので今は良しとする(☝ ՞ਊ ՞)☝
あとEVE以外の作業と並行して行うには重い。。。このPCを作ったのが7,8年前だからしょうがないとは思うけど。骨董品になりつつあるしPC組みも検討していくか。(カネガネェ-)
それはそれとして検証環境が出来たのでじっくり遊んでいきたいと思う。

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