ことの始まり
さて、唐突だけれど、"ワンドロ"という言葉はご存知だろうか?
イラストレーター界隈の言葉で、「60分お絵かき一本勝負」のことを指すらしい。
具体的にはこんな感じで話が進むようだ。
- 「お題」を決める。
- 御題に沿って描き始める。
- 60分経ったら作業途中でもおしまい。
トレーニングの一環であり、且つ、娯楽のひとつでもあるようで
ツイッターなんかだと決まった時間に御題を出してくれるアカウントなんかもあるらしい。
あるいは自分の絵を世に出す広報的な役割もあるのかもしれない。
なぜこんな話を始めたか、と言うところなのだけれど
実は最近少し暇を持て余している。
フリーランスのエンジニアで、受託開発を主としているのだけれど
仕事と仕事の合間があるとまぁやること無いわけで。
で、"ワンドロ"のことをふと思い出した訳である。
具体的には・・・
絵のことはよくわからないけれど、少なくとも開発を一時間ってのはさすがに厳しい。
作るものがガッツリ決まっているならともかく、御題という形でざっくりだされた物だと
1時間では詳細な仕様を決めるだけで終わりだろう。
作ったものはGitHubで公開するつもりなので、あまりにも雑なソースを出すわけにも行かない。
そんなわけで以下の条件を設定することにした。
- 「御題」に対する時間見積もりを別途行う。最大で一週間ほど。
- 1日に使える時間を制限する。クリエイティブな活動は8時間が限度、という言葉を鵜呑みにして8時間を最長に。
- 見積もり時間を越えたら作業途中でもおしまい。
もはやワンドロなんだか一人スクラム開発なんだかわからないけど、暇に任せて携帯弄ってるよりよさそうなのでこれでやってみよう。
せっかくなので
開発時間を記録するアプリをサクッと作ってみた。
ConditionalDevelopmentSupportApp (条件付き開発支援アプリ)
https://github.com/Shiratori1218/ConditionalDevelopmentSupportApp
ちょっと納得いかないところもあるので随時更新予定。
とはいえ、これで環境は整ったので今週からワンドロ開発をやってみようと思う。