SwiftでJSONの扱い方【初心者向け】

Web APIからデータを取得したり、アプリ内で設定を保存したりするのに使われます。
この記事では、SwiftでJSONを扱う基本的な方法を初心者向けに簡単に説明していきます！

そもそもJSONとは？

JSONは "JavaScript Object Notation"の略で、簡単に言うとデータを人間にも読みやすく、コンピュータでも扱いやすい形で表現したテキストフォーマットです。

例:

{
  "name": "Taro",
  "age": 28,
  "isStudent": false
}

まずSwiftでJSONを扱う準備

まずSwiftは標準でJSONの読み書きに便利なCodableプロトコルを使えます。また
Codableを使うと、JSONのデータとSwiftの構造体の相互変換が簡単にできます。

JSON → Swiftの構造体に変換（デコード）

1 JSONデータ

let jsonString = """
{
  "name": "Taro",
  "age": 28,
  "isStudent": false
}

2 対応するSwiftの構造体を作る

struct Person: Codable {
    let name: String
    let age: Int
    let isStudent: Bool
}

Codableをつけることで、自動的にJSONとの変換が可能になります！！

3 JSON文字列をデコードする

// JSON文字列をData型に変換
guard let jsonData = jsonString.data(using: .utf8) else {
    fatalError("jsonDataに変換できません")
}

let decoder = JSONDecoder()

do {
    // JSONをPerson型に変換
    let person = try decoder.decode(Person.self, from: jsonData)
    print("名前: \(person.name)")
    print("年齢: \(person.age)")
    print("学生か: \(person.isStudent)")
} catch {
    print("JSONのデコードに失敗しました: \(error)")
}

Swiftの構造体 → JSONに変換（エンコード）

反対に、SwiftのデータをJSON形式の文字列に変換したい場合もあります!

let person = Person(name: "Hanako", age: 24, isStudent: true)
let encoder = JSONEncoder()

do {
    let jsonData = try encoder.encode(person)
    
    let jsonString = String(data: jsonData, encoding: .utf8)!

    print(jsonString)
} catch {
    print("JSONのエンコードに失敗しました: \(error)")
}

まとめ

• JSONはデータをやり取りする際によく使われるテキスト形式

• SwiftのCodableプロトコルを使うと簡単にJSONとの変換ができる

• JSONDecoderでJSON → Swiftの構造体に変換（デコード）

• JSONEncoderでSwiftの構造体 → JSONに変換（エンコード）

以上SwiftでびJSONの扱い方でした、ぜひ参考にしてみてください！🙌