SwiftUIでアプリのレイアウトを作るとき、「文字やボタンのまわりに余白をつけたい」と思うことがあると思います。そんなときに使うのが、paddingです!
この記事では、paddingの基本から応用まで、初心者でもすぐに使える形でご紹介します!
paddingとは?
paddingは、ビューの内側と外側の間に余白(スペース)を追加する修飾子です。よく使うのは文字やボタン、画像などの周りにスペースを作るときです。
基本的なpaddingの使い方
Text("こんにちは")
.padding()
このように書くと、四方(上下左右)すべてにデフォルトの青い余白が追加されます。
特定の方向にだけpaddingをつける
必要な方向にだけ余白をつけることもできます。
Text("上だけ余白")
.padding(.top)
Text("左右に余白")
.padding([.leading, .trailing])
よく使う方向指定
指定 | 意味 |
---|---|
.top |
上 |
.bottom |
下 |
.leading |
左(言語によって変化) |
.trailing |
右(言語によって変化) |
余白のサイズを指定する
デフォルトの余白ではなく、数値でピクセル指定もできます
Text("20ポイントの余白")
.padding(20) // 四方向すべてに20ptの余白
Text("下にだけ30ptの余白")
.padding(.bottom, 30)
例:
padding と Spacerの違い
padding → ビューの周りに余白を追加する
Spacer → ビュー同士の間を押し広げる
例えば...
padding の例:ビューの周囲に余白を追加
Text("こんにちは")
.padding() // 全方向にデフォルト余白
.background(.blue)
Text("これはpadding付き")
.padding(.horizontal, 40) // 左右だけに40ptの余白
.background(.blue)
Spacer の例:ビューの間を押し広げる
Text("上のテキスト")
Spacer() // ここが空間を押し広げる
Text("下のテキスト")
まとめ
やりたいこと | コード例 |
---|---|
全方向に余白 | .padding() |
特定方向に余白 | .padding(.top) |
複数方向に余白 | .padding([.leading, .trailing]) |
サイズを指定 | .padding(.bottom, 30) |
paddingは基本中の基本なので、ぜひいろんな場面で試してみてください!
以上SwiftUIのpaddingの使い方を説明でした!ぜひ参考にしてみてください👍