Swiftで条件分岐をする方法として有名なのがif文ですが、実はもう一つ便利な方法があります。それがswitch文です。
switch文とは
switch文は、ある値に対して複数のパターンを照らし合わせて処理を分けるための構文です。簡単にいうと、
「この値が○○だったらこれをする。△△だったら別のことをする」
というように、選択肢ごとに処理を分けることができます。
基本の書き方
let number = 2
switch number {
case 1:
print("1です")
case 2:
print("2です")
case 3:
print("3です")
default:
print("1〜3以外です")
}
-
switch の後に分岐したい値を書きます
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case には判定したい値を書きます
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default はどの case にも当てはまらなかったときの処理です
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各 case の中で break を書く必要はないです
範囲を使ったパターンマッチ
数値の範囲に応じて処理を変えたいときも、switchは便利です!
let score = 85
switch score {
case 90...100:
print("素晴らしい!")
case 70..<90:
print("よくできました")
case 50..<70:
print("もう少しがんばろう")
default:
print("再チャレンジが必要です")
}
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90...100 は 90〜100点までを含む範囲。
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70..<90 は 70以上90未満。
文字列にも使えます!
文字列の値に応じた処理もできます。
let fruit = "りんご"
switch fruit {
case "りんご":
print("赤くておいしい")
case "みかん":
print("冬にぴったり")
case "バナナ":
print("エネルギー補給に最高")
default:
print("知らない果物です")
}
まとめ
ポイント | 説明 |
---|---|
switch 文 |
値に応じた複数の分岐処理ができる |
case |
条件に一致する値を判定する部分 |
default |
どのcase にも一致しないときの処理(必須) |
break |
Swiftでは不要(自動で止まる) |
if文では長くなりがちな条件分岐をスッキリ書けるので、ぜひ活用してみてください!
ぜひ参考にしてみてください!👍