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CSMが語る、Copilotで変わる組織の働き方

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自己紹介

ディスカバリーズ株式会社でカスタマーサクセスマネージャー(CSM)として、Copilotの利活用やビジネス開発を担当しています。NTT東日本や日本マイクロソフトなどを経て、20年以上にわたり大手企業向けの営業・カスタマーサクセスの業務をしてきました。
趣味はサッカー観戦で、一人ではなくチームで挑むチームスポーツが仕事観にもつながっています。

普段、組織の生産性向上やMicrosoft365活用の伴走支援を通じて、お客様の成功をサポートしています。「技術と人」の橋渡し役として、組織全体の業務改善に取り組んでいます。

また、自社でのMicrosoft 365 Copilot導入・活用推進のリーダーでもあります。社内での導入プロジェクトを主導し、各部門への展開や効果測定などを実践してきました。この社内の取り組みは社外でも事例として発表させていただいており、多くの企業様からお問い合わせをいただいています。

最近、Microsoft 365 Copilot(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams等での生成AI機能)の導入相談が急激に増えており、「支援する側」と「実践する側」両方の視点から蓄積した知見をシェアしていこうと思い、Quiitaを始めることにしました。

なぜCSM視点なのか

エンジニアの皆さんがCopilotの技術的な側面について詳しく書いてくださる記事は多くありますが、「組織導入」「チーム運用」「ROI測定」といった観点での情報はまだ少ないように感じています。
CSMとして、私は以下のような課題に日々向き合っています

「Copilotを導入したいけど、上司をどう説得すればいいのか」
「チーム全体での効果的な活用方法が分からない」
「導入効果をどう測定・報告すべきか」
「セキュリティ面での懸念をどう解消するのか」
「スキルレベルの違うメンバーにどう展開するのか」

これらは純粋な技術的な問題ではなく、組織・人・プロセスに関わる課題です。

また、Copilot社内実践リーダーとして、以下のようなリアルな課題に向き合ってきました

  • 「抵抗感のある社員にどうアプローチするか」
  • 「実際の業務での定着率をどう高めるか」
  • 「投資対効果を経営陣にどう報告するか」

この「内と外、両方の経験」から得た学びや気づきを、実践的な形で共有していきたいと思います。

読者の皆さんと一緒に作りたいです!

私一人の経験だけでなく、読者の皆さんの体験談や質問も積極的に取り入れていきたいと思っています。

特に以下のような情報をお持ちの方は大歓迎です

  • 「うちの会社ではこんな工夫をしている」 - 他社の実践例
  • 「この点で困っている」 - 共通課題として取り上げます
  • 「こんなテーマも書いてほしい」 - 連載内容への要望
  • 「自社事例と比較したい」 - 匿名での情報交換

また、社内推進担当者同士での情報交換の場としても活用していただければと思います。一人で悩まず、同じ立場の方々と知見を共有していただければうれしいです。

最後に

生成AUは革新的な技術ですが、それを使う「人」と「組織」があってこそ真の価値を発揮すると思っています。

Microsoft 365 Copilotは、営業資料作成、会議要約、データ分析、メール作成など、あらゆるビジネス業務を変革すると思います。しかし、単に導入するだけでなく、いかに組織全体に根付かせ、全社的な生産性向上につなげるかが重要だと思います。

自分自身が社内導入で実際に直面したり、試行錯誤してきた経験と、多くの企業様を支援する中で見えてきたパターン。この両方の視点から、皆さんと一緒により良い組織のAI活用について考えていけたらと思います。

次回からは具体的なテーマに入っていきますので、ぜひお付き合いください!

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