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オブジェクト指向の基本的な用語

Last updated at Posted at 2018-10-17

オブジェクト指向第2弾。
今回はオブジェクト指向に欠かせない基本的な用語を、覚書から抜粋して紹介していきます。
自分もわかるように書いていきますので、お付き合いください。

#オブジェクト指向に必要な用語
以下の用語は、オブジェクト指向の中で必要になるものです。
これを覚えておけば、とりあえずオブジェクト指向の話題にはついていけるはずです。
自分がそうですから。

#オブジェクト(object)

  • これが大本、一番重要な用語と捉えています。

前の記事に書きましたが、オブジェクトとは「物」という意味の言葉です。
プログラムの世界ではデータと処理の集まりを意味しています。
簡単に言えば、**「人間」**というオブジェクトの中には、
**「名前」「性別」といった個人情報(データ)があり、
何かが
「出来る」といった行動力(処理)**を持っていると考えられるわけです。

#クラス(class)

  • クラスとはオブジェクトを作るもの事。
    オブジェクトは情報の塊という事は先に説明した通り。
    つまり、情報をまとめる為の最初の**データ(プロパティ)操作(メソッド)**を行う為に必要なものと考えて構わないでしょう。

ここでは人間に例えられないので、みんなよく使うスマホで例えてみます。
**スマホ(オブジェクト)**を組み立てる時に必要なものは何になるかと考えてみます。

つまり、設計書です。こう考えると、クラスとは設計書になるわけです。
この設計書の中に、データやこういう操作ですという指示が入っている訳です。

また新しい単語が出てきたので、この後説明します。
オブジェクト指向はこれが面倒くさいのです、専門用語ばかりなので。

#プロパティ(property)

  • オブジェクトの中にあるデータの事です。
    プロパティは属性って意味になります。

さっきの例えだと、スマホにはいろいろな情報が付随してますよね?
**「Android」「iphone」で迷ったりしますよね。「カラー」はどれがいいとか。
今言ったスマホ商品の
「情報」の事をプロパティ(属性)**といいます。

#メソッド(method)

  • オブジェクトが内にある処理の事です。
    メソッドとは、操作といった意味の言葉です。

スマホで言えば、**「電話をかける」「メールをする」「ネットを見る」といった動作に繋がるものですね。
このスマホの
「動作」の事をメソッド(操作)**といいます。

#オブジェクトをまとめると

  • オブジェクト内部にはクラス、プロパティ、メソッドが入っていることになります。

クラス、プロパティ、メソッドの関係は大まかに書くとこうなります。

class クラス名{
 プロパティの宣言
  メソッド名{
    実際の処理内容
       }
   }

  • 実際には言語によって少し変わるときもあるので、調べてから書き始めましょう。

#インスタンス(instance)

  • 最後に、インスタンスは覚えておきましょう。
    オブジェクトが実際に処理を実行したものに当たります。

インスタンスとは、「実体」という意味になります。
オブジェクトが何かを作る事をインスタンス化と言いますので、これも覚えたほうがいいかもしれません。

実際にはこう書きます。

class クラス名 参照する変数 = new クラス名( );

これも言語によりますので、実際に自分が触れる時はどうなるのか調べてみてください。

#最後に
これ以外にももう少しあるのですが、あまりいっぺんに書くと専門書と同じで眠く読みづらくなるので、この辺で終わります。

あくまでも、読みやすい覚書と思って接していただけると幸いです。

#追記
ご指摘ありがとうございます。
今後もう少し改善するようにいたします。

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