はじめに
OpenChain Japan Advent Calendar 2022 では2回目になります。パナソニックホールディングス株式会社でOSSコンプライアンス推進を担当している加藤と申します。
本日は、2022年12月5~6日に開催された OSPO Con Japan について紹介したいと思います。
OSPO Con Japan
OSPO Conは、オープンソース テクノロジに依存する組織のオープンソース プログラム オフィスで働く人々が一堂に会し、直面する課題を克服するためのベストプラクティス、経験、およびツールを学び、共有する場所です。OSPOConは、TODO Group、OpenChain、およびThe Linux Foundationによって提供されます。OSPO Con より
2022年12月5~6日にかけては Open Source Summit Japan (OSS-J) が開催されていました。OSPO Con は OSS-J と併催のイベントで、OSS-J に申し込むことで参加できます。具体的には会期中の 1 Track (一部屋) が OSPO Con のセッションでした。今回の OSPO Con のセッション一覧は こちらを参照ください。
最初のセッションは TODO Group の OSPO Program Manager の Anaさんの発表で、OSPOの概要からはじまり、OSPO 2022 Surveyの結果とそこからの考察でした AnaさんのセッションのAbstractと発表PDFはこちらから。
また、OpenChain Japanメンバーによるパネルディスカッションでは、OpenChain Japan Workgroupにて OSPO Sub Groupを立ち上げたことや日本におけるOSPOに関する状況が語られたり、MIRACLE LINUX の Suzukiさんの発表(概要やPDFはこちら)や、Ericssonn AB の Jimmyさんの発表(概要はこちら)や、Dynatrace の Davidさんの発表(概要やPDFはこちら)など、所属企業でのOSPOの活動についての紹介などがありました。
数年前までは Open Source Summit において OSPO関連のセッションは数えるほどでした。それが Open Source Summit で OSPO Conが併催になり、OSPO関係のセッションが増えてきています。OSPO Con会場 (OSPO Conのセッションルーム)の参加者(聴講者)も多く、OSPOの活動が注目されていると感じることができました。
OpenChain Japan Workgroup の OSPO Sub Group の Slakチャネルはこちらです。興味のある方はぜひ覗いてみてください。