ビルドコンテキスト
Dockerイメージをビルドする際にDockerデーモンに送信するホストOS側のディレクトリのことをビルドコンテキストと呼びます。
ホストOS側に置いてあるファイルをDockerイメージに内包する場合は、ビルドコンテキスト上にファイルが存在する必要があります。
ビルドコンテキスト上のファイルはビルド時に全てDockerデーモンに送信されるため、ビルドに不要なファイルは含めないことが推奨されています(ビルドコンテキスト上のファイルサイズが大きいとビルドの時間が長くなるため)。
ビルドコンテキストのファイルが全てイメージに取り込まれる訳ではないので注意してください。
あくまで一時的にDockerデーモンに送信されるだけで、どのファイルをイメージに含めるかどうかはDockerfileに定義します。
デーモン
Linuxにおいて常駐型のプログラムのことをデーモンと言います。
例えば、Webサーバーのプログラムなどはデーモンとして起動し続け、クライアントからのリクエストがあった際に常に応答を返せるように常駐します。