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Visual Studio Mobile CenterでXamarin.Formsをビルドするまで

Last updated at Posted at 2017-07-09

Visual Studio Mobile Centerとは

Visual Studio Mobile Centerはモバイルアプリを開発・管理するためのクラウドサービスです。
現在はプレビュー版となっており、公開されている機能は無料で使用できるようです。

現在対応しているプラットフォームは「Objective-C, Swift, Java, Xamarin, React Native, UWP」で
以下の機能が提供されています。

機能 説明
ビルド アプリの自動ビルド
テスト 数百種類のデバイスとアプリテストツールを使っての自動テスト
配布 テスターへのアプリの配布
解析 アプリの利用状況・アクセス状況などのレポート機能
クラッシュ アプリの不正終了などのレポート情報を収集する機能
クラウド機能 認証、データ記憶域、プッシュ通知、オフライン同期

アプリを追加する

今回はXamarin.Formsで作成したAndroidアプリをMobile Centerで自動ビルドするところまで試してみます。

まずはMobile Centerにログイン( https://mobile.azure.com/login )します。
私の場合「Connect with Microsoft」よりMicrosoftアカウントでログインしました。

image.png

左ペインの「All Apps」を選択

image.png

「Add new app」を選択します。
image.png

入力フォームが開きますので、アプリ名・備考(任意)を入力します。
今回Xamarin.Formsで作成したAndroidアプリを対象としますので
OSはAndroid、PlatformはXamarinを選択しました。

image.png

「Add new app」をクリックすると新しいアプリが作成されます。
image.png

ビルドするアプリを登録する

次にビルド対象のアプリを登録します。
左ペインより「build」を選択するとサービス選択画面が開きます。

  • Visual Studio Team Services
  • GitHub
  • Bitbucket

より選択可能です。
今回は「GitHub」を選択します。

image.png

GitHubに接続するとリポジトリが表示されますので、対象のリポジトリを選択します。

image.png

ビルドの設定は以下の「Configure build」より行うことができます。
デフォルトではプッシュされるたびにビルドが行われる設定になっています。今回はデフォルト設定のまま使用しています。

image.png

変更をプッシュしてみる

変更前のブランチの状態です。
5日前にビルドされたことが分かります。

image.png

さっそく変更をプッシュしてみます。
VisualStudioからプッシュしてみました。すると自動的に画面が更新されキューに入ります。

image.png

しばらくすると自動的にビルドが開始されます。

image.png

ビルドに成功するとStatusがBUILTに変わります。

ビルドに失敗した場合

ビルドに失敗した場合どうなるでしょうか。
わざとビルドに失敗するソースをプッシュしてみます。

image.png

アイコン等が赤くなりStatusがFAILEDになりました。
また、ビルドの詳細でエラーの内容も参照可能です。

image.png

最後に

今回は自動ビルド機能を試してみましたが、機会を見つけてその他の機能も試してみたいと思います。

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