効率的な資格勉強方法
別記事で書いてますが、約1年間で多くの資格を取得し、AWS2024年の資格を全冠しましたので、個人的に思う効率的な勉強方法を記載していきます。
取得した資格
問題ベースで学習をすすめる
問題がある前提ですが、問題ベースでの学習がおすすめです。
学校教育にて「教科書」というものでの学習の弊害に感じますが、よくあることとして、「参考書」で勉強しました。ということがあります。
参考書で勉強はできなくないのですが勉強したつもりになってしまって覚えているかどうかの確認をせず満足してしまいます。
理解していると思っていることを本当に理解できているか、 覚えたつもりのことを本当に理解出来ているかを確認することが必要です。
そのための手段として、「問題を解く」ということが必要です。
問題を解いて解説を見てなお分からない場合は、それこそ参考書や解説動画などを見ます。
「できれば」問題を覚えない
問題と答えの組み合わせで理解したつもりになってはいけません。理解や記憶するきっかけがそれであることは問題ないですが、最終的になぜそうなるかを理解していることを確認してください。
現在学習に取れる時間にあった勉強を行う
例えば、3分間の隙間時間に1問10分かかる問題を解こうとする場合、その時間は無駄になる可能性が高いです。(AWSのプロフェッショナルやスペシャリティは一番短い問題が比較的長いですが、)その場合は、単語の暗記など短時間でできる勉強をします。
長問や難しい問題などは、時間が取れる際に解きましょう。それらばっかり溜まって勉強が億劫になるのは良くないですが
継続して勉強を行う工夫をする
長時間かけて勉強したとしても、長い間時間を空けてしまうとどうしても忘れてしまいます。継続して学習することが大事です。
自分に合った、時間帯、方法、体勢で勉強することが大事です。当記事で様々な効率的だと思う方法を記載していますが、それらを使用しても、継続しない場合効果が薄れてしまいます。これが一番重要だと言っても過言ではありません
自分に合った条件というのは、本人に近い人でないとわからないため、これらは試行錯誤していただくことが必要です。
また、勉強に飽きたりなど、した場合、気分転換に問題と解答をタイピングしたり、音読したりするのも良いかもしれません。
耳でも覚える
何か作業をしている場合、問題は解けませんが、耳が空いている場合、動画などを聞き流しして、単語などを覚えます。ストレスになったり、聞くことに集中して、本作業が疎かになるようでしたらおすすめいたしません。
※より良いyoutube動画検索のためのアプリを開発したので、後日紹介させていただきます。
短い期間で問題を反復する
3日から5日などの間で、できるだけ間違った問題を反復できるように問題を短い区切りで反復します。
間違った問題100問あった場合、100問一気に解くよりは、10問程度ごとに反復し、より覚えやすくします。記憶力が良い人は、自分の間隔に合わせ、100問一気に解くでも問題ありません。
解いた後にすぐ答えを確認する
一度に多くの問題を解いて答えを見るでは、時間が空いてしまうとどういう問題だったか忘れるため、問題と解答セットで確認してください。
不正解の選択肢はなぜ不正解なのか理解する
正解だけを理解するだけでなく、その他の選択肢がなぜ不正解かを理解してください。そうすれば根本的な理解が出来ます。
不正解に対する解説がない場合はChatGPTなどを使用して解説を取得してください。
間違った問題を中心に復習
正解してもその根拠が明確でない場合、復習してください。間違った問題中心で、間違いなく正解しそうな問題は復習なしで大丈夫です。
エビングハウスの忘却曲線に従って記憶を定着する。
エビングハウスの忘却曲線とは
自分で実験がしたことがないので、実体験としてどれほど効果があるかは話せないのですが、時間をあけて継続して学習することを意識します。勤務日であれば、勤務前、昼休み、勤務後、寝る前と学習すると程よい時間間隔で学習することができます。
実務に関連する資格を取る
出来れば実務に使用している資格を取得すると、相乗効果で学習効率が上がります。
ハンズオンなども良いですが、まず作りたいものや解決したいバグがあって、それに関する知識を集めるということが記憶に定着しやすいです。
何に使うか分からないと思いつつ学習するより、これを行うためにこの知識が必要だという方が身につきやすく、その上実務に役に立ちます。
集中出来ないとき、眠いときなどは暗記を中心に行う
集中できていない時に、考えるような問題は辛いかと思うので、そんな時にも勉強する場合は暗記中心に行います。
教材の媒体
本や電子媒体かは個人の好みで選んでください。またその資格に対する電子媒体があるかどうかで選択肢が変わってきます。ちなみに私は基本電子媒体です。
本の利点
- 中古など安く買いやすい。使用後も売ることができる
- 他の人が勉強しているところを見た場合、勉強しているということがわかる
- マーカーなどが引きやすい
電子媒体の利点
- スペースを取らない
- スマホなどが使える状況だと使える 混んでいる状況でも本に比べ使いやすい
- 本を実際に買いに行ったり、配送を待つ必要がない
電子媒体悪い点
- 安くなりづらく、中古がない
- 対応していない教材がある
- 勉強している際、他の人が見ると、スマホをいじっているだけに見える
- マーカー、メモを設定できない本、会社がある
電子媒体での学習のすすめ
電子媒体を購入する場合、その電子媒体でマーカーを付けれるか、メモを記載できるか確認してください。同じものでも購入する会社によってマーカー対応しているかどうかが変わってきます試し読みで、マーカーやメモができるか確認してください。
また、個人的にスマホのメモにキーポイントなどをコピペするのですが、最大コピー制限などもあるので、気を付けてください。対処法などは、調べると出るかと思います。またそもそもコピーできないサイトなどは、ダウンロードすることで、コピーできるようになります。
メモの使用用途ですが、補足などを書くだけでなく、その問題に対する答え、解説を張ることができます。
解答が問題と離れている教材(Javaの黒本など)は、勉強しづらいため、メモを使って問題と、解答の距離を縮めることができます。
教材の選定
個人的な教材の選定方法としましては、その資格の合格体験記などに記載された教材を使用します。できるだけ多くの人が使っているものを使用しますが、試し読みして見れる部分を見たりして決めます。
公式が出している模擬問題は、時間があれば解くようにしています。
公式が推奨している教材が一番良い教材とは限らないので、合格体験記と比較し判断します。
高いお金を払ったからといっていい教材であるとは限りません 早く勉強したい場合、教材の選定に時間をかけたくないと思います。複数の合格体験記(どれぐらいの時間、期間で合格したかも考慮)に記載されている教材を決め打ちで、選ぶのが安定だとは思います。
UdemyもUdemyだから質が良いとは限りません。本で出版されているものも同様です。
AWSやGoogle Cloudの一部はCloudlicenseなどのWebで見れる問題集などが良い教材です。