はじめに
この記事はClaude Codeの未経験者、初心者向けの記事です。
みなさん Claude Codeを堪能してますでしょうか? Claude CodeはAIがプログラムを自動で書いてくれるアプリケーションです。
夢のプログラム全自動化に向け、世界中の人が、より良い方法を模索していると思います。しかし、Claude Codeはなかなか思うように動いてくれないのが、現実です。
この記事では、Claude Codeのいいところ、ダメなところ、より良くするための工夫を書いていきます。
CLUADE.mdやカスタムスラッシュコマンドの工夫は別記事で書く予定です。
Claude Codeとは
ざっくり話します。
- ターミナルで動く
- ファイルを読んで、プログラムなどを書いてくれる
- Maxプラン(月100ドル)で、実質使い放題
- CLUADE.mdに記憶を文章で保存して、小さい記憶力を補う
- 2025/06/23現在、プログラマーで、一番使われている
何が良いのか?
Clineと一緒の部分
- ファイルの読み込み、書き込み、実行が自動
- MCP(拡張機能)が使える
Clineと異なる部分
- Claudeモデルが優秀
- Maxプラン(月100ドル)で、使いきれないほどの使用量がある。(Proプラン(月20ドル)でもそこそこ使える)
- CLUADE.mdに書かれた規則、目標、設定、プロジェクトの状態などに基づいて行動する
- カスタムスラッシュコマンドで、簡単に指示が出来る
- ターミナルなので、いくつも起動出来る
- たくさん起動して、協力させることも出来る (指示役と実行役のように)
- ターミナル好きの開発者が喜び庭をかけまわる
必要な機能はすべてあって実用的です!
(画像、pdf、markdown、ipynbなどの読み込み)
自分はコードをClaude Codeが書いたコードを見て評価、指示するだけで、コードを書くことがなくなりました!
何が良くないのか?
- Windowsで動かない (WSLかDockerがいる)
- ターミナル嫌いな人は使いづらい
- やっぱり記憶力に欠けると感じる
- 細かな指示を出さないと想像通りに動いてくれない
- ゲームプレイなどは出来ない。人間のフィードバックが必要
CLAUDE.mdによってパフォーマンスが全然変わります。
もっと良くするには?
-
MCPを使う
- 動画閲覧
- ウェブサイトの操作 (クリックなど)
- Deep Research的な検索
-
カスタムスラッシュコマンドを作る
- 良く使うプロンプトをコマンドに出来る
- gitのコミット、テストの実行、レポートの作成など
-
CLAUDE.mdを超詳しく書く
- 構造化する
- 箇条書き使う
- 指示をとても細かくする
- 文章が多ければいいわけではない (記憶力の限界がある)
- 人間が見て分かりやすく書く
向いてること、向いていないこと。
pythonを用いた研究 ◎ 超おすすめ
- コーディング、テスト、実行、評価を自動で進めれる
- CLAUDE.md次第では全自動化可能
Webサイト 〇 おすすめ
- サーバー周りのことは、パターン化されているため全投げ出来る
- フロントエンドも優秀。十分良いグラフィックにしてくれる。
- 通常はWebサイトの閲覧、操作が出来ず、評価が出来ないが、MCPを使うと何とか出来る
ゲーム作成 △ 微妙
- 可読性が低いプログラムは後々大打撃を与える
- 素材の取得が難しい。MCPで画像生成するなどの手はあるが、APIキーが必要
- テストプレイが出来ない。人間によるフィードバックが必要でループしない
結論
- AIは短期的な作業は超優秀
- 記憶力が低く、長期的な作業は苦手
- そのためCLAUDE.mdで、プロンプトを工夫して、記憶力を補い優秀にする
- でもオブジェクト指向が苦手、プログラムは無駄が多く可読性が低くなりがち
- なのでそれを修正する人間の力はまだ必要
- それでも十分に実用的、エンジニアは全員すべき