JP1Version 9マニュアルのクイックリファレンスがすごく前提条件がわかりずらすぎるので個人的なメモ
なお、一部クイックリファレンスと表現を変えてます。
システム構成図例
各マシンにインストールされているモジュール
管理サーバ(統合マネージャー): JP1/IM-Manager JP1/Base
業務サーバ1,2(拠点マネージャー): JP1/IM-Manager JP1/Base
ホスト: JP1/Base
監視システムごとの権限の設定
システム管理者の権限と業務システム管理者の権限
JP1での各ユーザーごとの権限の割り当て方
JP1での各ユーザーごとの権限の割り当てはJP1/Baseのユーザー権限レベルファイルの書き込む。
例で下記の表の設定をする
JP1ユーザー | JP1資源グループ名 | JP1権限レベル |
---|---|---|
Jp1admin | JP1_Console | JP1_Console_Admin |
Jp1user1 | Etius1 | JP1_Console_Operator |
記載方法は、JP1ユーザー:JP1資源グループ名=JP1権限レベルで記載する
上記方法で表の設定する場合は以下の記述になる
Jp1admin: JP1_Console= JP1_Console_Admin
Jp1user1: Etius1= JP1_Console_Operator
参照・操作権限権限の設定は下記の前提条件が必要
- ・IM構成管理DBが設定されている。
- ・統合監視DBが設定されている。
- ・業務グループの参照・操作制限が有効(jcoimdef -bizmonmode ON)である。
- ・発生元ホストのマッピングが有効(jcoimdef -hostmap ON)である。
各ホストでのコマンド実行について
JP1/IM – Managerではセントラルコンソールにて各ホストでコマンドを実行できる。
コマンドを実行する場合は各ホストのOSのユーザーと紐づける必要がある
概念としては以下のようになる
JP1Admin(JP1側)=root(サーバホスト名: ホストサーバー側管理ユーザー)
コマンドの場合が一番わかりやすいかも
Jbssetumap -u JP1Admin
-sh root
-o etius
コマンドオプション
-u :JP1ユーザーの指定
-sh :ホストサーバー側のユーザーの指定
-o :サーバーの指定