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ドキュメントは書く時代から生成する時代へ【DeepWiki】が変えるAI時代の新常識

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はじめに

「ドキュメントを書くの、正直しんどい…」
「気づいたら情報が古くなってて、誰も更新してない…」

こんな悩み、開発している人なら一度は感じたことがあるんじゃないでしょうか。

先日、そんな悩みを吹き飛ばすかもしれない面白いツールが発表されました。
AIエージェント Devin で話題の Cognition 社が開発している DeepWiki という
自動ドキュメント生成ツール」です。

公式のポストはこちら👇

DeepWiki とは

DeepWiki は、コードベースから自動ドキュメントを生成してくれるAIツール です。

💡 ポイントは「書く必要がない」こと

GitHub で公開されているレポジトリを入れるだけで、リポジトリ全体を読み込んで、
自然言語でわかりやすい説明を書き起こしてくれます。

例えば https://github.com/fastapi/fastapi の「github」の部分を「deepwiki」に変えるだけで、レポジトリのドキュメントが作られちゃうんです!

もしすでに誰かがそのリポジトリのドキュメントを作成していれば そのまま読むことができて、まだ作られていなければ 自分で生成することもできます。
(やり方はこのあと紹介します!)

自分の個人開発リポジトリも試してみたんですが、本当に10分もしないうちに「READMEっぽいもの」ができあがっていてびっくりしました。「え、これ本当に自分で書いたほうがいいの?」と少し考えてしまうレベルです。

何ができるの?

DeepWiki で生成できるのは、ただのコードコメントの寄せ集めではありません。

✅ セットアップ方法やリポジトリの使い方
✅ アーキテクチャの設計や実装の意図
✅ 各ファイル・関数・クラスの役割整理

などをコードの引用付きで自然な文章でまとめてくれます。

また、DeepWiki からレポジトリについてチャットで検索できる機能もあり、なんと DeepResearch まで無料で使えちゃうとかいう優れもの。

これが無料とかほんとどうなってるんだか、、、

ドキュメント生成どうやってするの?

めちゃくちゃ簡単です。

  1. 公式サイト を開く
  2. Add repo をクリック
  3. Enter the URL of a public GitHub repository
    ドキュメントを生成したいリポジトリの URL をペースト
  4. 生成されるのを待つ(だいたい10分くらい)
    💡 メールを登録しておくと生成が終わったタイミングで通知してくれます!

あっという間に、コードからドキュメントが生まれます。
公式の説明動画もわかりやすかったので、気になる人はぜひ👇

今までのツールと何が変わる

これまでの WikiNotion と、DeepWiki の大きな違いはこんな感じ。

DeepWiki 従来のWiki / Notion
情報源 コードそのもの 人が手動で記述
更新 コード変更に合わせて自動 手動で更新が必要
属人性 低い(コードがソース) 高い(担当者に依存しがち)
検索性 / 回答精度 高い(コード理解あり) 中程度(キーワード検索のみ)

「担当者がいなくなったらドキュメントも死んだ」みたいな悲しいことはもうなくなる時代が来そうです。公開されているどんなリポジトリでも無料で Wiki 生成できるのがそもそも恐ろしいですよね。

まとめ

ドキュメントって、本来はチームの知識を共有するための大事なものなのに、
どうしても「書くのが大変」「更新がめんどい」になりがちですよね。

そんな悩みを、そっと肩代わりしてくれるのが DeepWiki です。

もちろん、最後は人の目でのチェックや、思いのこもった一言を加えることも大事だと思います。ただ、その「ベース作り」を自動でやってくれるのは、本当にありがたい。

「とりあえず一回試してみるか」くらいの気持ちでぜひ一度触ってみてください。
自分は、ちょっと感動しました。

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