今回は、マークダウンを使ってIT用語を整理する中で感じた「見やすさ」の変化についてご紹介します。
「文章がごちゃごちゃしていて読みにくい」
「もっとシンプルにまとめたい」
そんな悩みを抱えていた私が、マークダウンを使うことでどう変わったのかを、初心者目線でお伝えします。
1. なぜマークダウンを使うようになったのか
ITの勉強を始めたばかりの頃、最初は紙のノートに手書きでメモをしていました🖊️。
ですが、ITは用語だけでなく実践的な手順や設定も多く、紙ではうまく整理できず、すぐにごちゃごちゃに…。
そこでパソコンでメモをまとめ直してみたのですが、それでも「どこに何を書いたか」が分かりにくく、見返すのが大変でした💦。
そんなときに「マークダウン」という記法を知り、「# 見出し
」や「- 記号
」で文章を整理できることに驚きました。
難しい技術というよりも、文章を見やすく区切るための便利な道具として、自分の中で自然と使うようになりました。
2. マークダウンって何?
マークダウンとは、シンプルな記号だけで文書構造を整えることができる軽量マークアップ言語です。
ブログやGitHubのREADME、Qiitaの記事など、さまざまな場面で活用されています。
構文はとても直感的で、HTMLやCSSのような難しい知識がなくてもすぐに使い始められるのが特徴です。
3. マークダウンを使って変わったこと
3.1. よく使っている構文
マークダウンは、シンプルな記号だけで書き方にルールをつけられるのが魅力です。
特に以下のような記号はよく使っています。
-
#
:見出し。#
の数で文字サイズが変わるので、文章にメリハリをつけやすい -
-
(ハイフン):リストや箇条書きで使えます(中点「・」のような役割) -
**強調したい文字**
:太字にできるので、重要な単語が目立ちます -
> 引用
:人の言葉や注意書きを引用するときに便利 -
~~打ち消したい文字~~
:修正や考え直したことがわかりやすくなる
3.2. 単語整理や検索のしやすさ
マークダウンの見出し機能(#
)を使うことで、IT用語や設定項目をカテゴリごとに整理しやすくなりました。
「ネットワーク」「AWS」「Linuxコマンド」など、テーマを分けて記録できるため、あとから見返すのもラクです。
VSCode上でカテゴリ別に整理されたMarkdownファイルの例
3.3. VSCodeでの管理のしやすさ
マークダウンはテキストファイルなので、VSCodeのようなエディタでフォルダごとに管理できます。
例えば、こんなフォルダ構成にすると見通しがよくなります。
/my_notes
├─AWS用語.md
├─Linux基本.md
└─ Gitまとめ.md
VSCodeではフォルダ構成の確認や全文検索も簡単にできるため、メモが増えても迷子にならないのが安心です。
実際のVSCode画面。ファイル構成と見出しが視覚的に確認できる
4. マークダウン失敗談
もちろん、最初からうまく使いこなせたわけではありません😅
❌ 太字にならない!?
最初に「強調」したいと思って **文字**
と入力しても、何も起こらない...!
実はこれ、全角の「*(アスタリスク)」を使っていたのが原因でした。
半角の *
を2つずつ使う必要があるんですよね。見た目が似ているので要注意です!
❌ 拡張子が .txt
のままでは反映されない!
最初は メモ.txt
にマークダウン記法を書いていたのですが、エディタでプレビューが全く反映されない。
理由は単純で、拡張子を .md
にしないとマークダウンとして認識されないからでした。
こうしたちょっとしたミスも、「使いながら覚える」中で自然に身についていきました!
5. おわりに(まとめ)
今回は、IT初心者の私がマークダウンの使い方や便利さについてご紹介しました。
文章の整理やメモの見やすさに悩んでいた私でも、簡単な記法だけでスッキリまとめられるようになりました。
難しい構文を覚えなくても、見出しと箇条書きだけでも十分効果あり!
同じように「勉強メモがごちゃごちゃして困っている…」という方の参考になれば幸いです。
まずは「# 見出し」や「- 箇条書き」から、Markdownでメモを整理してみてください