AWSの学習を始めると、必ずといっていいほど目にする言葉が「サーバー」です。
しかし、「サーバーって何?」「パソコンと何が違うの?」と疑問に思ったことはありませんか。
1. サーバーとは
サーバーは、インターネットを通じて情報や機能を届けるコンピュータです。
たとえば、皆さんが使う YouTube や、Googleで表示されるWebサイトの裏側には必ず専用のサーバーがあります。
2. サーバーの種類
パソコンは、最初は何も入っていない状態だと何もできません。
そこに Google Chrome や Zoom などのアプリをインストールすると、インターネットを見たり、オンライン会議をしたりできるようになります。
サーバーも同じです。
最初はただのコンピュータですが、そこに役割に応じたソフト(ツール)を入れることで機能が使えるようになります。
たとえば…
サーバーの種類 | 概要 |
---|---|
Webサーバー | Webサイトを表示するためのソフトを入れたサーバー |
メールサーバー | メールを送受信するためのソフトを入れたサーバー |
ファイルサーバー | ファイルを保管して共有するためのソフトを入れたサーバー |
つまり、パソコンにアプリを入れて機能を増やすのと同じように、サーバーにも必要なツールを入れて役割を持たせます。
3. パソコンとの違い
サーバーとパソコンの主な違いは、次のとおりです。
項目 | パソコン | サーバー |
---|---|---|
見た目 | 画面やキーボード付き | 直接使う人がいないため、画面やキーボードはない |
使う人 | 持ち主や限られた人が直接使う | 多くの人や機器からネット経由で使われる |
役割 | 使う人次第で変わる | 特定の目的に応じた役割がある |
中身 | CPU・メモリ・ストレージなど | 中身はほぼパソコンと同じ |
仕組み | OSを入れて、ソフトで機能を追加する | 仕組みはほぼパソコンと同じ |
4. まとめ
私の考えでは、サーバーとパソコンは中身や仕組みがほとんど同じ「コンピュータ」だと思います。
サーバーの使い方は場面によって変わり、Webサイトの表示やメール送受信など、与えられた役割によって意味や働きも変わると感じます。
まずは「パソコンと似た仲間で、用途によって使い方が変わるもの」というイメージを持っておくくらいで十分ではないかと思います。