はじめに
少し前のことですが、SOA取得に向けてハンズオンを使った学習を行ってました。
資格取得のための学習は、ほとんどの方がWEB問題集を実施されると思いますが、
実際にサービスを使ってみないと分かんないな。。
と思っている方もいらっしゃると思います。
私の実施したハンズオンをご紹介させていただきつつ、
良かった点や留意点なんかも書いてみたいと思います。
AWS初心者向けハンズオン
私が実施したハンズオンはこちらです。AWS公式のものになります。
その名の通り初心者向けということで、私が学習するのにはピッタリでした。
はじめかた
- 上記のURLから気になるコンテンツをクリックするとハンズオンの解説画面になります。
- 右側にイベント登録フォームが表示されますので、フォームに入力して送信することで次に進めます。
コンテンツは複数ありますが、個々にフォーム入力が必要になります。 - 次の画面がハンズオンのページとなり、Youtubeの動画が表示されます。
動画はセクションごとに分かれてますので、1つ1つ順を追ってみていく感じになります。 - あとは動画に従ってオペレーションしていくだけです。
使ってみて良かった点
-
色んなコンテンツがある
IAMの基本的な設定から始まってNetwork編やサーバレスアーキテクチャ、機械学習やAIまで様々な領域のサービスを使うことができます。
これまで使ったことのないサービスを試すのに非常に良いと思います。 -
個々のコンテンツが単独で完結している
これまで見てきたハンズオンの教材では、順を追って設定していかないと、なかなか試したいところに辿り着けないハンズオンが多く、その道のりで断念することが多かったのですが、こちらのハンズオンでは準備のところはCloudFormationテンプレートが用意されていて、試したい段階まであっさりいけました。
そのため、ハンズオン自体の時間もかからず、試したいポイントに集中することができます。
また、セクションの区切りも10分前後のものが多く、一呼吸おけるタイミングが適度にあってやりやすかったです。 -
説明が分かりやすい
AWS公式ということで、きっと説明難しいんだろうな…置いていかれてしまうんだろうな…という先入観があったのですが、初心者向けのセミナー形式のため、非常に分かりやすい説明でした。聞きやすかったです。 -
削除手順がついている
ハンズオン終わった後の削除手順がついており、消し忘れによる課金に恐れることなく安心できました。
留意したほうがいい点
- 試験対策にはならない
触ってみてイメージつけるところには非常に有効ですが、これで問題解けるかというとそこまでではありません。問題集での勉強はやっぱり必要です。
物足りないと思う方もいるかもしれません。その場合は、もっと高度なものにチャレンジするとか、自分なりにカスタマイズしてみるとかですね。 - 課金が発生する
EC2の起動など、どうしても課金が発生します。削除手順がついているものの、安心してハンズオンを進めるためには、以下の点のような対応をしたほうがいいと思います。- ハンズオン終了後、速やかに削除手順を実施する
- Cost Explorer で使用状況を確認する
- Budgetでコストに対するアラートを仕掛けておく
- 削除手順がないものがあった(ような…)
どれか忘れましたが(すみません)、削除手順がないものがありました。
こちらもCostExplorerで確認するなどして、課金対象で消し忘れがないか見るのがいいと思います。 - 画面がちょっと古い
2020年くらいのものもありUIが古いものがボチボチあります。
ただ、そこまで大きく変わったものはなかった印象ですので、進めるには支障ありませんでした。 - 動画なのでメモは必要
Youtubeの動画なので、内容をしっかり押さえたい場合には、自分でスクショなり撮って資料にまとめる必要があります。私はここをさぼったので復習ができませんでした。。 - ハンズオン用のアカウントを用意する
ハンズオンでは色んな操作を行うのですが、業務用のアカウントでうっかりして業務のリソース消しちゃった・・・とかないように、sandbox的用途のアカウントを用意して行うようにしましょう。
できれば個人用のアカウントがあるといいですね。
私は他の方と共用のアカウントだったので、他の方が使っていないリージョンで行ってました。
実施した内容
SOA向けに実施したもの
- ハンズオンはじめの一歩: AWS アカウントの作り方 & IAM 基本のキ
- Security #1 アカウント作成後すぐやるセキュリティ対策
- スケーラブルウェブサイト構築編
- AWS 環境のコード管理 AWS CloudFormationで Web システムを構築する
- Amazon EC2 Auto Scaling スケーリング基礎編
- 監視編 サーバーのモニタリングの基本を学ぼう
- AWS Systems Managerを使ったサーバ管理はじめの一歩編
順番
1,2,3,4であとは好きなものを。という感じがいいかと思います。
1でIAM設定して、2で必要な対策をして、3でハンズオン環境の基本構成を覚えて、4でCloudformationの使い方覚えて、という進め方です。分かっているところは流し見で。
かかったコスト
上記7つを4日間かけて実施しました。
いくつかは動画を流し見しただけものはありますが、
完了したらすぐ削除してという感じで行ったところ、
$0.97(150円くらい)でした。
この程度なら安心ですね。
(おまけ)DOP向けに実施したもの
codeシリーズに関する問題がすごい多かったので…
- AWS Code サービス群を活用して、CI/CD のための構成を構築しよう!
最後に
まだまだAIや機械学習系など触ったことのないサービスがたくさんあるので、今後も活用していきたいと思います!
ありがとうございました。
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