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Raspberry Pi AI Cameraを5以外のモデルで動かす

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はじめに

2024年9月30日に発売開始となった、Raspberry Pi AI Cameraを早速入手しましたので、動かしてみました。
日本では、スイッチサイエンスに少し入荷したのを確認しましたが、すぐに売り切れとなったようです。

公式ガイドのGetting Startedには、Raspberry Pi 4 Model B または、Raspberry Pi 5 向けと書いてありますが、少し変更 すれば、Raspberry Pi Zero 2 W や Raspberry Pi 3 Model B+ などでも使えると書かれています。
残念なことに、どこをどう変更すれば良いかまでは書いてありませんでした。

私は、Raspberry Pi Zero 2 Wで動かすことができましたのでTipsとして共有いたします。

実際のポイント

基本的に、公式ガイドのGetting Startedに沿って作業を進めていけば良いですが/boot/firmaware/config.txtを下記のように編集することで動くようになりました。imx500のFirmwareをインストールした後に、直すのがスムースかと思います。(動かないことを確認した後でも良い)

/boot/firmaware/config.txtの変更

  1. カメラを自動認識させる、下記の行をコメントアウト
    #camera_auto_detect=1
  2. imx500を[all]セクションで定義
    dtoverlay=imx500

どうやらこの二つが公式ガイドでほのめかされていた少しの修正のようです。

Raspberry Pi 5も一緒に買っていたのですが、電源の手配を怠り、先にzero 2 Wをセットアップすることにしたのですが、カメラが悪いのか設定が悪いのか切り分けができず結構な時間を費やしてしまいました。

当然のことながら、Raspberry Pi 5では、公式の手順通りですんなりと動かすことができました。カメラ周りの動作はzero 2 Wも5もあまりスピード感は変わりませんでしたが、それ以外の動作は段違いで5が早いので、後処理をいろいろするのであればやはり5が欲しくなると思います。

ご参考になれば幸いです。

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