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RaspberryPiを使ってDNSサーバーを構築し、広告をブロックする方法

Last updated at Posted at 2020-06-25

#前置き
今回は280blockerさんのリストを使用したいので、AdGuardHomeというアプリケーションを使用します

使うもの
iPadPro 12.9(3世代)
・iPadOS 13.4

RaspberryPi3 ModelB
・RaspberryPi OS(32bit)
#準備
事前に作業環境のアップデートとIPの固定をします

sudo apt update
sudo apt upgrade

今回は192.168.11.100に固定します
68825B1B-1D23-45AF-998D-C829F19B9C40.jpeg
F9E1E1F7-2C2F-4ED7-869B-91E4CE7DA3F8.png
適用ができたら再起動をします

reboot

#インストール
準備が終わったら、AdGuardHomeをインストールします

wget https://static.adguard.com/adguardhome/release/AdGuardHome_linux_arm.tar.gz
tar xvf AdGuardHome_linux_arm.tar.gz
cd AdGuardHome 
sudo ./AdGuardHome -s install

AdGuardHomeのインストールできたら起動します

AdGuardHome -s start

上記の作業を行うシェルスクリプトを用意したのでよかったら使ってください

wget https://raw.githubusercontent.com/Ringo-dev/file/master/install.sh
sudo sh install.sh

#設定
※ここからは同じルーター内の端末であればラズパイでなくとも作業することができます
起動後、http://192.168.11.100:3000をブラウザーに入力します
DEB8EE03-3E82-47E5-81B9-1B21C4F1AAC5.png

今回は全てeth0のIPのみにします
9776BC82-A65E-47A0-8C2C-916566887DBC.png

ログインが完了し、この画面が表示されたらブロックリストを追加していきます
1660F6EE-A12A-491B-BBAF-1746490793B6.png

フィルタ
 DNSブロックリスト
48CC3850-298F-4646-87ED-9A77E4AC9DA3.png
から下にある
ブロックリストに追加を押し、こちらからリスト方式のURLをコピぺして、保存します
保存ができたら、DNSの設定に固定したIPを入力することで広告ブロックが可能になります

DNS設定前
※著作権の理由から画像は黒塗りにしています
9C82F8EB-AD78-406E-B67A-019710B78B05.jpeg
DNS設定後
A53D0B4E-6D74-4B13-B9EC-BBD6ED0C937A.jpeg

また、YouTubeアプリやTwitterアプリでは消えませんでした
※気付いていないだけで、多少は消えてるのかもしれません
ゲームアプリで試したところ動画広告や広告バーなどは消えることを確認しました

#感想
私自身、広告ブロックができなくてChromeからSafariに移行したので、iPhoneやiPadでSafari以外のブラウザーを使用していて広告が邪魔だなと思っている方には、怪しいVPNを使わずにブロックする事ができるのでおすすめです

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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