なぜ10年前にエンジニアを目指さなかったのか
Qita10周年記念のイベントでの投稿です。
少しテーマと逸れるかもしれませんが思うところがあったので投稿します。
私はいま職業訓練校でIT技術を学んでいます。
年齢はアラサーです。同年代の方もいますが、大体の方は19歳、高校を卒業して職業訓練校に来た方ばかりです。
彼らと肩を並べて学習していると10年という数字がリアリティを持って迫ってきます。
いくら教室内で良い点数を取っても、資格をクラスメイトに先行して取得したとしても、10年という歳月で余裕で追い抜かれていくでしょう。
どれほど努力しても、努力し足りない、身の引き締まる想いで毎日を過ごしています。
10年前を振り返ると、2011年はジョブズが亡くなった年でした。
私はその頃、夜勤のパートタイムをしていて、周りの方がiPhoneを使っているのをガラケーを持ちながら眺めていました。
その頃のIT業界はとてもブラックなイメージで、泊まり込み、毎日徹夜が当たり前なんだろうなと思っていました。
そう考えると、その頃にIT業界を目指した可能性は少ないかなとも思えます。
結局いま持っているもので戦っていくしかないのかな、と。
スヌーピーも配られたカードで勝負するしかないと言ってました。
毎日、もし10年前だったら、と考えてしまいますがそれはもうしょうがないと思って、卒業まで学習を続けます。
黙々と経験を積み重ねるしかないですよね。
この記事で、考えていたことを書いたのがきっかけで気持ちが少し切り替わりました。
次の10年のために頑張っていきます。