前回ターミナルを半透明化してかっこよくしたので、今回はコマンドラインエディタの見た目をかっこよくしていきます。
Neovimのインストール
NeovimのインストールはMacの人であればbrewを使うことで簡単にインストールすることが可能です。
実はbrewってlinux系にも導入できまして、公式にインストール方法が載っています。
なので、特にこだわりがないなら、wsl組もbrewを使うのはありかと。
brew
を使って簡単にインストールすることはできるのですが、少しだけコツがあります。
以下のコマンドでインストールを行ってもらえると、今後のカスタマイズがスムーズに行くかと思います。
brew install utf8proc --HEAD && brew install neovim --HEAD
Neovimは機能性と拡張性を追求する先進的なコマンドラインエディタというコンセプトのため、拡張機能も最新版のNeovimをターゲットにしていることが多々あります。なので、--HEAD
を指定することによって最新のバージョンをインストールさせています。
絶対に安定版がいいという方はbrew install neovim
でも大丈夫ですが、拡張機能のインストールの際に依存関係でエラーが出たりするので注意してください。
インストール後はnvim
コマンドで起動することができますが、vi
やvim
にalias
をかけてもいいかもしれません。
LazyVim
Neovimの初期設定でおすすめなのが、こちらのLazyVim
です。
LazyVimは初期設定とプラグインのテンプレートセットを含む、Vimのプラグインマネージャーになります。
インストールは公式に書いてある手順を踏むだけなので簡単です。とりあえずシリーズなのでLazyVimの詳しい使い方は省きますが、プラグインのアップデートは:Lazy
でメニューを出して、U
を入力すればOKです。
NerdFont
NerdFontはアイコンフォントセットで、これを導入しないと一部装飾が文字化け表記になってしまい、かっこよくありません。
難しいことはないので、導入していきましょう!
上記からお好きなものをDLしてください!と、言いたいところですが、NerdFontを含む日本語対応フォントを探してインストールする必要があります。NerdFont 日本語
とかで検索するといろいろ見つかると思うので、お好みのものを導入してみましょう。
とりあえずって感じで、Macの人はbrew install font-sauce-code-pro-nerd-font
で簡単にインストールすることもできます。
インストールできたら、iTerm2の設定から「Profiles」「Text」に入り、フォントを選択しましょう。
wsl環境の人はWindows側にフォントをインストールする必要があるので若干面倒です。
以下のリンク先からDLしてください。
DLができたら右クリックでオプションメニューを表示させて、「その他のオプションを表示」「インストール」でフォントの追加ができると思います。
(インストールには管理者権限が必要となるので注意してください)
インストールできたら、PowerShell側の設定でフォントを選択します。
おわりに
とりあえず見た目をかっこよくするという目的ではありましたが、コマンドモードがPopup表示になるなど、初心者にも使いやすいVimになったかと思います。
次回はFish Shell
を使ってかっこいいシェル環境の構築をやる予定です。