はじめに
どうも、Shakku です。
都内某高専情報科の4年生です。(2024/12/17時点)
本記事は、CA Tech Lounge のアドベントカレンダーの記事です!
現状 CA Tech Lounge(以降ラウンジ)には現役高専生が私しかいないので、高専生目線でのラウンジ話を書いてこうと思います。
ラウンジの立地的に都内or東京近辺の人間でないと週2で通うのは厳しいので、全国に分散している高専生たちを呼び寄せるのは難しいかな〜と思ったりしつつ、都内には高専が4校(国立:1校, 都立:2キャンパス, 私立:1校)もあるので、もっとラウンジに加入してくれてもいいのにな〜って思ったりしてます。(CA の別オフィス活用 or 部分的にオンラインコミュニティーにもする…?でもそれはコミュニケーション面とかでラウンジの本質からずれちゃいそう…)
注意
主語でかめなタイトルをつけていますが、どこかの大きな高専コミュニティに所属していたり高専生同士のわいわいイベントに積極的に参加していたりするわけではない一般的な情報系高専生なので、個人差や学校差があるとは思いますがご了承ください。
CA Tech Lounge とは
株式会社サイバーエージェントさんの渋谷にあるオフィス「Abema towers」内のスペースで、エンジニアを目指す学生や社会人が互いにコミュニケーションを通じて成長していけるコミュニティです。
詳細はアドカレ1日目の室長の記事をご覧ください。
入会した経緯
ラウンジに入った経緯の前にまず高専入学の話から…
私はもともと中学生ときからITサービスや情報システムの裏側を支えている技術に興味があり、大学で学ぶよりいち早く学んで力をつけたいなと思い、ICTインフラ系を学ぶべく高専へ入学しました。
高専2年生のときにサイバーエージェントへの企業訪問があり、そこがきっかけでサイバーエージェントのカルチャーへの興味やバックエンド技術への興味を持つようになり、個人的にバックエンドの学習をしてくなかで徐々にバックエンドエンジニアを目指すようになりました。
当時バックエンド関連技術の科目や実習が授業ではほとんどなかったため、バックエンドの学習は完全独学でした。
ある程度やっていく中で個人での限界やモチベーションの低下を感じたため、モチベーションアップや技術力の向上、広くかつ高度な情報を得るべく、(サイバーエージェントへの興味もあったため)CA Tech Loungeへの入会をしました。
高専生なりのメリット・デメリット
ここからは、高専生なりのラウンジのメリット・デメリットをお話ししていきます。
メリット
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大学生や院生、専門学生、高校生、社会人など、普段交流しない様々な人たちと”オフライン”で交流できる
これが一番といってもいいほど大きなメリットです。
高専生は高専生同士の”オンライン”コミュニティで交流しがち(偏見)ですが、様々な学生や社会人の方とオフラインで交流できるのは、モチベーションも上がりますし知見も広げられてとても良いです。
何よりオフラインで直接顔を合わせながら雑談混じりに情報系のお話ができてとてもいいですね〜。(私はお仕事とかもなるべく出社しながらわちゃわちゃやりたいな〜派なので…)
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高専では補いきれない実践力を補強できる
高専でつけられる実践力としては、情報通信インフラやセキュリティといった機材が豊富にあるからこそ学べるものや、ビックデータ・AI活用など(ざっくり調べなので情報不足はご容赦ください)といったものがあります。
しかし、Web系のエンジニア(フロント・バック)やモバイルといった最新の技術を常に取り入れつつ実務経験が力となる職種や、ゲームクライアントやML/DSといった専門学校や大学の方が強みのあるイメージの職種、プライベートクラウドといった企業に強みがある職種など、高専の実習や授業で完全に学びきれない領域はどうしてもあります。
そこを、技術のキャッチアップ力やモチベーションが高い会員と交流しながら、サイバーエージェントの社員の方によるメンターさんからのアドバイスをいただき学習することで、高専だけでは補いきれなかった技術力や実践力を身につけることができていると思っています。
あくまでラウンジは自走や自学を促進してくれるところなので、あれやれこれやれと課題が出るわけではありませんが、元から技術への興味が高い高専生にとっては背中を蹴飛ばされるレベルで後押しされて成長できる場となっています。
デメリット
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平日放課後短時間しか参加できない
これは想像以上にデメリットというか悲しい点なんですよね…
ラウンジは通常、平日の8時〜22時まで解放されています。
大学であれば授業の取り方によっては平日丸々ラウンジで学習したり、午前はラウンジ行って午後から大学へ行くといったやり方をしたりすることができます。(中には朝8時からずっとラウンジで学習している人もいたりします。)
しかし、高専は基本的に平日は毎日授業があり朝から夕方まで授業があるため、そこから渋谷の宇田川町にあるAbemaタワーへ行く必要があり、高専の場所にもよりますがなかなか厳しいです。
私の場合は火木の週2放課後17:30〜20:00前後で参加していますが、もう少し参加したいなという気持ちと、タイミングが合わず会えない会員の方がいて残念という気持ちがあります。
(#asakatsubu という、朝からコーヒーやパンをお供としてもくもく作業する会に参加できないのが悲しい😭)
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周りの高学歴や技術力つよつよな人たちにびっくりする
これはあくまで個人的な話なので参考程度に。
ラウンジに入会して一番最初に出た感想は、「めっちゃ学歴高い人多くね…?」でした。
近年のIT業界において学歴社会ではないのはもちろん承知していますが、これだけ名だたる大学の学生や院生がゴロゴロいると流石にびっくりします。
技術力においても、とある大学の有名技術サークルのサークル長をやっている人や高校生で学会に出まくっている人、技術コンテストや大会を優勝しまくって荒らしている人、Twitterでよく見かけたことあるなーっていう人など、つよつよな人づくしです。
こういった方たちに最初はびっくりしますが、逆に活用してLT会や日々のtimesチャンネルから知識を盗みまくってます👍
まとめ
高専生の人材的魅力として、技術への高い興味や実践力・即戦力などがありますが、学校の中だけだとどうしてもやれることに限りがあります。
より目指す先が近い人たちと共に高め合いながら成長していけるオフラインコミュニティは貴重だと思いますし、メンターの社員さんからのアドバイスはとても力になると思います。
CA Tech Loungeに限らず、こういった”オフライン”コミュニティに参加することは、高専生にこそおすすめです!
自分語り+個人差内容ばっかりで申し訳ないですが、この記事が高専生でラウンジに入るか悩んでいる人や興味を持っている人の後押しになってくれればなと思います!