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AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(AWS SAA)合格記

Last updated at Posted at 2024-12-23

AWS Solutions Architect Associate (SAA) 合格記

業務でAWSを扱う機会が多くなり、スキルを高めるためにAWS Solutions Architect Associate(SAA)の資格取得を目指しました。本記事では、勉強方法や試験の傾向、当日の流れを共有し、これからSAA取得を目指す方に役立つ情報を提供できればと思います。


はじめに

業務でAWSのサービスを扱うことが多く、より深く理解して効率的に活用するために、AWS Solutions Architect Associate(SAA)の資格取得を目指しました。AWS認定資格を持っていることで、どのようなAWSのサービスをどの程度扱えるかを相手に示すことができ、信頼度も上がります。また、業務でのスキルアップにもつながり、日々のタスクをより効率よく進めるための知識を身に着けられるのも大きなメリットです。


勉強期間&結果

2024/9月~10月中旬の約1か月半です。

結果

882/1000  一発合格!!!

(合格点は720/1000)


使った教材と勉強の流れ

使用した教材は3種類です。
上から順番に取り組みました。

  • 書籍 

    • AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版
      image.png

      • SAAの勉強を始めるにあたってすぐこの本を一通り読み、AWSの基本的なサービスを学習しました。
      • AWSの基礎から試験の出題範囲まで幅広くカバーしており、体系的に学べる構成が魅力です。個々のサービスに関する理解を深めるためにとても役立ちました。
  • 問題集

    • Ping-t
      • 試験1か月前から利用しました。
      • 各分野ごとに問題を解き、ミスがなくなるまで繰り返し取り組むことで、分野別の知識を確実に固めました。
    • Cloud License
      • 試験2週間前から一通り解き、模擬試験を3回実施しました。
      • 模擬試験を解いた後にすぐに間違えた問題を見直し、その問題を再度解くという方法を繰り返し、サービスの理解を深めました。

最初から分厚い参考書を読むのが嫌だぁ!!という方は、AWSが提供しているAWS Skill Builderの「AWS Cloud Quest: Solutions Architect (Japanese)」を利用することをおすすめします。
ゲーム感覚でSAAの勉強ができるので、手を付けやすく知識が定着しやすいと思います。(29USD(約4600円)/月かかるので、費用を抑えるために私はやりませんでした)←


SAA試験の出題傾向と難易度

AWS Solutions Architect Associate試験は、130分の試験時間で65問が出題されました。
問題はAWSのさまざまなサービスや機能から満遍なく出題されていましたが、特にセキュリティ系や、オンプレミスからAWSへのサービス移行に関する問題が多かった印象です。これらのトピックは、実務にも直結するため重要視されているように感じました。

試験全体としては、AWSの幅広い知識が問われるため、どの分野もバランスよく学習しておくことが求められる試験です。


模擬試験の活用法

模擬試験を解くのであれば、断然Cloud Licenseに課金して解くことをおすすめします。私は、模擬試験を解いた後にすぐに間違えた問題を見直し、その問題を再度解くという方法を繰り返し、理解を深めました。この復習方法は、本番での安定したスコアアップに非常に効果的でした。

また、Cloud Licenseの模擬試験は本番よりも約100点高くなる傾向があるため、少なくとも820点を目指して取り組むと良いでしょう。このスコアを基準にすることで、自信を持って本番に臨むことができると思います。


試験当日の流れと注意点

持ち物

試験当日は、身分証明書が2種類必要です。
※私はマイナンバーカードと運転免許証を持参しましたが、あらかじめ持ち物を確認しておくと安心です。

試験会場での流れ

試験会場に着いて受付を済ませると、すぐに試験室へ案内されるため、会場で問題の見直しをする時間はありませんでした。また、会場内は基本的に持ち込み不可で、入る前に所持品チェックが行われました。
※私はメガネをかけていたため、メガネもチェックされました。

時間配分と試験中のポイント

試験は130分ですが、私は見直しを含めて40分余裕を残して終了しました。試験中は焦らず、ゆっくりと進めることが大切です。問題数が多い分、時間も十分に与えられているため、時間配分を意識しすぎずに落ち着いて最後まで取り組めば大丈夫です。

アンケート

試験後には5分ほどの制限時間でアンケートを書きました。残り時間に関係なく限られた時間内で記入する必要があるので、注意して対応すると良いでしょう。


合格後に感じたことと今後の展望

合格発表

試験後、その場で結果は分からず、19時頃にCredlyからメールで試験結果が届きました。私はCloud Licenseの模擬試験で一度も820点を取れなかったため、本番ではかなり不安がありましたが、結果は882点と予想以上のスコアを取得でき、本当に嬉しかったです。

今後の展望

次は順当にAWS Solutions Architect Professional(SAP)か、AI分野の資格としてAWS Certified AI Practitionerを受験しようと考えています。今回の合格を糧に、さらなるスキルアップを目指していきたいです。


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