梅雨でむしゃくしゃしたのでQEMUにDebian 10.0(PowerPC)をインストールしてみたメモを置いておく。
用意するもの
qemu-w64-setup-20190218.exe
手元の環境
NEC Lavie LS150/F (Pentium B950 2.10GHz)
Windows 10 (64bit版)
手順メモ
- QEMUをダウンロードして、手元のPCにインストール
- インストール先フォルダを C:\qemuwork とする (フォルダ名は何でもよいが、Program Files配下だとパスが長くなりがちなので、作業上判りやすい名前のフォルダ配下とした方がよい)
コマンドプロンプトを開き、QEMUで使用するqcow2ディスクを作成する
qemu\qemu-img.exe create -f qcow2 c:\qemuwork\debian-macppc.qcow2 70G
Debian 10.0をインストールする
.qemu\qemu-system-ppc.exe -L pc-bios -M mac99,via=pmu -m 1024 -net nic,model=sungem -net user -hda debian-macppc.qcow2 -cdrom debian-10.0-powerpc-NETINST-1.iso -boot d -g 800x600x8
注) 手元のPCの解像度が1366x768のため、QEMU上の解像度(-g オプション)を800x600としている。Debianインストーラの画面が見切れないようにあとは通常のDebianインストーラの操作となる(手順は省略)
参考URL
https://wiki.qemu.org/Documentation/Platforms/PowerPC
⇒"Debian 10 (Buster)" 以降の部分
同ページ下部の "Debian 10 PPC release" にisoイメージがある
USBで持ち歩けるポータブルな開発環境 作ってみた