Gitでcommit前にSource Treeでファイルステータスを確認しよう
なぜ使うか
git add
→ git commit
→ git push
を行なった後に、pull/reqをし、同僚にレビューしてもらうことがあるだろう。
その際に、不要なコードの変更や意図しない変更が含まれていた場合、レビューの範囲が広まったり、予期せぬ不具合を生み出す場合がある(レビューが通ったりした場合)。
commitした時点で、履歴には残ってしまうので(commit自体を修正すればいいが...)、できれば、その前にそのような不要な変更は入らないようにしたい。
その時に役に立つのが、Source Treeのファイルステータスである。
Source Treeのファイルステータス
Source Treeに対象のリポジトリのローカルを指定した場合、ローカルで変更した git add
前のファイルをファイルステータスで確認することができる。
よって、以下の手順に従えば不要な変更をcommitに含めずに済む。
- ファイルを変更する
- Source Treeのファイルステータスを確認する
- (不要な変更が含まれていたら、修正し、2を行う)
- コードが正しければ、
git add
を行う -
git commit
を行う -
git push
を行う
おまけ
ちなみにわざわざコマンドライン上で git add
しなくても、Source Treeのファイルステータスの「作業ツリーのファイル」で表示されるファイル名一覧の内、ステージングにあげたいものをチェックすれば、 git add
したことと同じになる。(それを行なった場合、「Indexにステージしたファイル」の部分に表示される)。逆に「Indexにステージしたファイル」で表示されるファイル名一覧の内、ステージングからおろしたいものは、チェックをするとステージングから下ろすことができる。
上記を行うことで、不要なコードの変更や意図しない変更がcommitに含まれるのを防ぐことができる。