まとめ
この記事ではChocolateryによるインストールが最適との結論に至りました。
Chocolateryがインストールされていない場合はPowerShellを管理者権限で開き次のコマンドを実行するとインストールできます(参考)。
Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://community.chocolatey.org/install.ps1'))
続いてMakeで次のコマンドでMakeをインストールできます。
choco install make
どんな方法があるのか
WindowsにMakeをインストールするには次の方法があります。
MinGW-w64
MinGW-w64はWindows上で動作するGNUコンパイラコレクション(GCC)を提供するプロジェクトです。
ダウンロードページを見ると分かるようにたくさんのダウンロード方法があり、MSYS2経由やGitHub経由のダウンロードが楽かと思います。
ただ、いずれにしろ次以降に紹介する方法と比べてインストールが煩雑なので一番のオススメにはしませんでした。
Chocolatey
ChocolateyはWindows用のパッケージマネージャです。
Ubuntuでいうところのapt、Pythonでいうところのpip的な役割を果たしてくれます。
Chocolatery自体のインストールも簡単でChocolatery経由のMakeのインストールも簡単なので一番オススメです。
それと、Make公式サイトのマニュアルから確認できる最新バージョン(執筆時点では4.4.1)をChocolateyのMakeのバージョン(執筆時点では4.4.1)がしっかりと追従しているのがいいですね。
Winget
WingetはMicrosoftオススメのパッケージマネージャなので信頼できそうなんですが、いかんせんWingetのMakeのバージョンは執筆時点で3.81と本家のバージョンを追従できていないのでChocolateyの方がおススメです。
WSL
WSLはWindows上にLinuxをセットアップできる一番簡単な方法だと思います。
WSLによるMakeのインストールもすごくオススメですが、WSLってすごく容量食いますよね…
そのため一番のおススメにはしませんが、今後もガッツリとソフト開発をされる方には良い選択肢だと思います。
GNUWin32によるインストールが紹介されることもありますがこちらは最終更新が2006年とずいぶん前なのでオススメできません