前おき
tryhackmeでセキュリティの勉強のためにkalilinuxを使ってみようと思った。
tyrhackmeではvmを用意してくれているが、2台vmを開けなければならない時など相当重かったのでなんとかしたかった。
Mac
以下のMacで試した。
2017 iMac intel Corei7 ventura13.7.2
2022 MacBook Air M2 Sequoia 15.2
M2に時間がかかった
iMacはvirtualBoxVMにkaliの公式サイトからisoをダウンロードし特に問題なくGUIまでインストールできたが、MacBookが諸々つまづいた。
Docker
MacBookではまずDokcerを使った。
https://zenn.dev/dev_zacker/articles/c42faf432278dc
このサイト通りにすすめると、問題なくkaliを立ち上げられた。
ただGUIはVNCをつかってtryhackmeのkaliを操作するようでやはり動きの重さが気になった。
CLIでは全く問題なく動作する。
CLIだけれよければ、ymlなどを作らなくても以下のコマンドで簡単にインストールできるようだ。
docker pull kalilinux/kali-rolling
docker run -it --name kali_container kalilinux/kali-rolling /bin/bash
強いて言えばパスワードでつまづいた。
sudoのパスワードはkali
で設定されていた。
UTM
次にUTMを試した。
UTMをターミナルからインストールした。
brew install --cask utm
kaliは公式サイトからmac silicon用のKali Linux 2024.4を落としてISOを使ったが、この先が進まなかった。
https://www.kali.org/get-kali/#kali-installer-images
display output is not active.
調べたところ、この問題にぶつかっている方は多かったようだ。
解決策として:
- しばらく放置する。
- 仮想ディスプレイカードを色々変えてみる。
などがあったが、こうなるとダメだというご意見があり、新しいシリアルを作ることをご提案されていた。
https://qiita.com/kurab/items/1e114d1aa1a8238d4ecc
結論
少しの進歩はあったが、これでもインストールを完了するには至らなかった。
結局、公式サイトからダウンロードしたkaliはあきらめ、UTMギャラリーからダウンロードして無事インストールできた。ダウンロードには三時間ほどかかったと思う。
追記:
しばらく使ってみたがUTMが最も良さそうだ。動きも安定している。
Macは本体ストレージが限られているのでファイルを動かしやすいのがいい。
VirtualBox
最後にVirtualBoxだが、何度かいくつかの方法でインストールを試したがいずれも起動できないか、EFIが動くところまでで止まってしまう状態だった。
気になっていること:UTMに使用するイメージにx86_64を使えば良かった気もするが、多分ダメだったろう。(追記:シリコンにarmではないものは論外だった。さらに仮想環境のOSを安定させるのに苦労した。特にマップ変更しているキーボードの設定。)
とりあえず以上です。