4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

外部サイトからTeamsの特定チャネルのタブにアクセスさせる(ディープリンク)

Posted at

オンプレミスの SharePoint Server の社内ポータル等から、Teams の特定のチャネルに貼ってあるタブにアクセスしたい場合の設定方法の紹介になります。

まず、ターゲットのタブを作ります。この例だとSharePoint Online のWebサイトにしてありますが、 Power Apps アプリなどでも大丈夫です。
image.png

このタブをクリックするとメニューが出てきますので、「タブへのリンクをコピー」をクリックします。
image.png
すると、クリップボードにURLがコピーされますので、メモ帳などにペーストします。URLは結構長いので、右端で折り返すなどで表示してみてください。

image.png

これをディープリンクと呼びます。詳細な仕様については以下をご確認ください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/platform/concepts/build-and-test/deep-links
さて、これを直接ブラウザに張り付けてみましょう。どうなるでしょうか。
image.png
こんな画面になりますね(以下、起動確認画面と呼ぶことにします。)Teamsクライアントがすでに起動している場合、[開く]をクリックすれば、Teamsクライアントが前面に表示され(フォーカスされるといいます)、意中のチャネル内タブが表示されます。
image.png

起動確認画面を省きたい

社内ポータルなどで上記のディープリンクを活用する場合、起動確認画面が表示されるので、一手損になってしまいます。これを省くためにはどうすればいいでしょうか。
https://~~~の部分を msteams:/ に変更します。

msteams:/l/entity/(以下同じ)

すると初回は以下のように聞かれますがチェックを入れて[開く]を押すと2回目以降はダイレクトにTeamsが呼び出されます。
image.png

これはOSのURL Scheme による挙動になります。msteams に対してTeamsが既定のアプリとして認識されるため、Teamsが起動するということになります。(もともとのリンクは https だったので、既定のブラウザが起動していたということになります)
なお、管理者が制御している場合などは上記の動作とならない可能性があります。
image.png

まとめ

ディープリンクは特定のチャネルタブだったり、特定のユーザに対するチャットだったりを直接指定するURLになります。https から msteams に変更すると直接Teamsに対してアクセスできるのでよりシームレスになると思います。

4
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?