Exchange(Outlook)では、ユーザーが使うメールボックスのほかにリソースが使うメールボックスというものがあります。
- 会議室メールボックス
- 備品メールボックス
これらに予定を追加することによって、会議室の予約をしたりするわけですね。これに何とかPower Automateからアクセスできないか?という話です。
ちなみに、空いているか空いていないかであればFindMeetingTimeでわかります。
まず、Exchange管理センターからリソースメールボックスを作ります。
(備品用は作成済みなので)今回は会議室リソースを追加してみます。
会議室の名前と電子メールアドレスはいったん空欄で作ります。
するとこうなります。
これの代理人を設定します(自分に)。権限はフルアクセスとします。
※同じ設定を備品メールボックス(プロジェクター)にもしてあります。
で、かなり待ちます・・・・。(繁栄に時間がかかります)
Outlook on the Web から予定表を選択し「予定表を追加」をクリックします。
すると以下のような画面が出てくるのですが、
先ほど作成した会議室が出てくるまで時間がかかります…。
(数時間後)
では Power Automate から見てみます。
まずは適当に予定を入れます。
Power Automateでインスタントフローを新規作成します。アクションとして「イベントの取得(V4)」を選択します。
予定が取れました。
以前は、自分の予定しか取れなかったはずなのですが、自分が代理人になっているリソース(会議室、備品)の予定表も取得できるようになりました。備品貸し出しアプリなどで活用できると思います。
(もし、昔からできたよーってことでしたらすみません💦)