はじめに
Unity Technologiesさんから配布されているVR Samplesという無料アセットをOculusQuestで動かしてみます。
[VR Samples]
(https://assetstore.unity.com/packages/essentials/tutorial-projects/vr-samples-51519)
アセットのページです。
[VRを始めよう!サンプルアセットと学習用チュートリアル]
(https://blogs.unity3d.com/jp/2015/12/09/get-started-with-vr-sample-pack-learning-articles/)
アセットの紹介ページです。
[VRでのインタラクション]
(https://unity3d.com/jp/learn/tutorials/topics/virtual-reality/interaction-vr)
アセット中で使用しているコードについての説明があります。
開発環境
Unity 2019.2.0f1
VR Samples - 1.4
ビルド手順
OculusQuest向けのビルド設定を行うだけで動作します。
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3Dで新規プロジェクトを作成します。
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Build Settings から Platform を Android に Switch Platformします。
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VR Samplesをアセットストアからダウンロードし、インポートします。インポートには数分時間がかかります。
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Player Settings... から以下の項目を変更します。
4-1. Other Settings -> RenderingのAuto Graphics APIにチェックをいれ、Configration の Target ArchitecuturesのX86のチェックを外します。(Identification の Package Nameと、Minimum API Levelは、 アセットをインポートした時点で画面の通り更新されているため今回は変更不要です)
4-2. XR Settings -> Virtual Reality Supported にチェックをいれ、Virtual Reality SDKs の + を押して、Oculus を選択します。 -
アセットをインポートした時点でビルドするシーンが選択されているので、そのままBuild Settings からビルドします。
(変更しなくても動作しますが、Texture CompressionはATSCに設定するのがおすすめです)
さいごに
次回は、Oculus Integrationを使用してTouchコントローラで操作できるようにしてみます。
[UnityのVR SamplesのMazeをTouchコントローラで操作できるようにする]
(https://qiita.com/Satoshi_Takahama/items/d44a65c5cfd4e3dd32bc)