kiro
- エージェント型IDE ( vs code fork )
- AI による開発の曖昧さを解消し、意図通りのアプリケーション作成を目的とする (意訳
install
公式サイトより installer を DL
login account
- GitHub
- AWS Builder ID
- AWS IAM Identity Center
上記いずれかを用いる
AWSアカウントは不要
対応プログラミング言語
Python
Java
JavaScript
TypeScript
C#
Go
Rust
PHP
Ruby
Kotlin
C
C++
シェルスクリプト
SQL
Scala
JSON
YAML
HCL
などを含むが, 上記には限定されていないとの事
自然言語
英語での対話に最適化されている
追加言語のサポートも予定されている
主要機能
steering
- CLAUDE.md などの自己ルール、コードベース情報の保存場所にあたる
- 手動作成及び
- 既存コードの解析を行い、下記のファイルを自動生成する
- 製品概要 (product.md)
- 技術スタック (tech.md)
- プロジェクト構造 (structure.md)
- 各ファイルの読み込むタイミングの設定なども可能
spec 駆動開発
- claude code などでユーザーが行っていた、要件定義、詳細設計、タスク化などのプラクティスをシステム側に取り入れたと思われる
- Spec ペインからチャットを開き、内容を記述すると「要件 → 設計 → タスク化」を自動で行ってくれる
- ステップごとに内容の相談も可能
- vibe と spec の切り替えも可能
spec 駆動開発は、vibe coding のいくつかの限界を解消する。
vibe coding は、複雑なタスクにおいて過剰な指示を必要とし、文脈を誤って解釈する可能性がある。また、実装過程の意思決定を把握し文書化することが困難。
spec 駆動開発では、コードを記述する前に要件、設計、タスクを定義する。論理的根拠など明文化する事により、複雑なタスクを少ない試行回数で実装できるようになる。
フック
- claude code の hook とほぼ同様と思われる
- 特定のイベントをトリガーに AIエージェントが「決められた作業」を自動的に実行する
-
ファイルの保存
、作成
、削除
、あるいは開発者による手動実行
など。
-
MCP
- 言わずもがの MCP
料金体系
- プレビュー期間中
- 無料
-
中断させずに利用できる十分な無料利用枠が含まれる
とあるが、数値としては明示されていない
- プレビュー期間終了後
プラン名 | 月額料金(/ユーザー) | エージェントインタラクション上限 | 主な対象 |
---|---|---|---|
Free | $0 |
50回/月 | 製品の試用、基本的な機能の利用 |
Pro | $19 |
1,000回/月 | Freeの全機能+利用上限の増加 |
Pro+ | $39 |
3,000回/月 | Proの全機能+さらなる利用上限の増加 |
- 利用単位
- エージェントインタラクション回数に基づいてプランが設定される
- Kiro へのリクエスト(チャット、スペック実行、エージェントフック実行など)ごとに1回としてカウントされる
- リクエスト完了までの内部的な処理(ツール呼び出しや再試行)は回数に含まれない
- 超過料金:
- 上限を超えた分のインタラクションを追加購入できる
- Pro および Pro+ プランが対象
- 料金は
$0.04
/ 1インタラクション - 超過料金の適用は、事前に有効化が必要
- 上限を超えた分のインタラクションを追加購入できる
セキュリティ関連
opt out
- 設定方法
- settings を開く
- User tab を選択
-
Telemetry And Content
で検索 - Disabled を選択
- 補足
- pro, pro+ では基本的に training には用いられない
- 無料プラン, プレビュー版では default で training などに用いられる
- 明示的に opt out すれば使用されないと読めるが、どうだろうか
実行風景
以前 claude code で作成した, claude code の cost 可視化コマンドツールにオプションを追加する指示を与えてみる.
- specs の + を押下し, 表示されるインターフェイスに内容を入力する
- 以下, 要件定義, 設計, タスクリストが生成される
- 都度内容を確認し修正指示を出す事ができる
所管
- まだ肌感覚が分からない
- UI はシンプルで使いやすいが、大規模化すると煩雑化するかも
- 正確なコーディングを行うための計画立案や解析機能を搭載してくれるのはありがたい
解析、立案、タスク化を高度に実行出来るなら、第2世代の ai coding agent と言えるかもしれない
claude code にも立案と正確なタスク実行機能を搭載して欲しい